家庭用・携帯ゲーム機の“ダウンロードゲーム作品”をピックアップし、プレイレビューをお届けするコーナー「落としゲー中身拝見!」。
第65回目は、日本マイクロソフトから2012年1月18日(水)より配信中のXbox LIVE アーケードタイトル『ホーント』に関するプレイレビュー記事をお届けしよう。
『ホーント』は、「Xbox 360 Kinect」専用のホラーアドベンチャーゲーム。開発を手掛けたのはゲーム開発会社「七音社」で、『パラッパラッパー』や『ウンジャマラミー』などを世に送り出したゲームクリエイター・松浦雅也氏がエグゼクティブ プロデューサーを務めている。
ゲーム内容は、Kinectならではの“カラダ全身”を使った操作で、ゴーストたちが徘徊する屋敷の中を探索し、その秘密を解き明かしていくというもの。いかにも恐怖感を煽る設定だが、登場キャラクタたちはみんなコミカルに表現されているので、小さな子どもでも楽しくプレイすることができるぞ。
※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。
| 屋敷を歩き回ってゴーストと対決!ビックリするような仕掛けも満載 |
プレイヤーは突然、謎に包まれた不気味な館「マルドゥーン邸」へと迷い込む。館の主であり、絵画から絵画へと移動することができる不思議な紳士「ベンジー」と出会い、彼に導かれるままに屋敷の中を探索していくのだ。
屋敷の中は、懐中電灯を手に持って、ゆっくりと歩きながら探索していくことになる。もちろんKinect専用ソフトなので、その全てが体感的な操作。その場で足踏みをすれば屋敷内を歩き回れるし、片手を前に突き出して上下左右に動かせば懐中電灯の光を自由に動かせる。懐中電灯の光を画面端まで動かせば、左右に方向転換することもできるので、振り返って来た道を戻ったりすることもできる。
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| ▲暗くて不気味な屋敷の中を、ズンズン探索していく。足踏みしているだけだが、本当に屋敷内を歩きまわっているかのような感覚を味わえるぞ |
プレイヤーの目的は、屋敷内に散らばる「ファンタフラスコ」というアイテムを全て手に入れることなのだが、所々で「ゴースト」たちが邪魔をしてくる。
ゴーストたちとの大まかな戦い方は、あちらの攻撃を避けたり、放ってくるボールのようなものを跳ね返して隙を作り、パンチやキック(ゴーストなのに!?)を喰らわせて気絶させる。気絶したあとは懐中電灯の光を当て続けて、ジワジワとダメージを与えていくのだ。
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| ▲攻撃を避けて反撃を喰らわせたりと、ゴーストの種類に応じた戦い方が必要。敵によっては、目を閉じて(本当にプレイヤーが目を塞ぐアクションをする)攻撃を回避する必要があることも… |
また、廊下を歩いていると、突然ゴーストが突進してきて、タイミング良くしゃがまないとダメージを受ける事もある。ほかにも、廊下に飾られている鎧やらガイコツやらの強襲、ビームが迫るなど、突如現れる罠や敵にダメージを受けそうになるタイミングは多い。ダメージを受け続けて体力がなくなるとゲームオーバーなので、こういった罠の回避はかなり重要だ。
とはいえ、「私には運動神経がないし、難しそう…」と思った人も、心配は無用。罠が襲いかかって来た時、画面上に「しゃがめ!」「避けろ!」といったガイドが表示されて、少しの間だけ画面がスローになるので、タイミングはそれほどシビアではない。運動神経がゼロに等しい筆者でも問題なく避けられるものばかりだったので、きっと大方のプレイヤーが対処できるはずだ!……書いていて段々悲しくなってきた気がするが。
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| ▲画面上のガイドに従ってアクションしよう。ちなみにこの画面写真は英語版のものだが、日本語版ではきちんと日本語で表示される |
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| ▲突然現れる目玉!ギョロギョロと動いている間は、動かずにピタッと止まる必要がある。………って、このギミックだけは怖い!! |
また、ドアを押し開けたり、タンスの引き出しを開けたり、クローゼットを開いたりというアクションも全て体感操作になる。ゴーストとの戦いで減った体力を回復させる「ライフ」や、体力がゼロになった時に自動回復してくれる「回復薬」といったアイテムが手に入るので、手当たり次第に調べまくっておいて損はないぞ。……たまにゴーストが潜んでいることもあるけどね。
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| ▲操作できるオブジェクトは、懐中電灯の光を当てるとキラキラ光る。そのまま照らし続ければ、アクションができるようになるぞ |
| 家族みんなで盛り上がれるホラーゲーム!コレクション要素もあるよ |
本作はホラーゲームながら、プレイヤーに助言をしてくれる「ベンジー」や、敵として現れるゴーストたちやら、登場キャラクタがみんなコミカルで愛嬌タップリなので、怖いものが苦手なプレイヤーや、小さな子どもも楽しめる内容に仕上がっている。
とはいっても突然罠や敵が襲いかかってくる場面もあるので、適度な緊張感を保ちながらゲームを楽しめる。家族みんなでキャーキャーと盛り上がりながら、屋敷の秘密を解き明かしていくパーティソフトとしてもオススメだ。
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| ▲屋敷の大ホールに安置されている「ベンジー」の像。この像に全ての「ファンタフラスコ」を設置できた時、何が起こるのか…!? |
ちなみに本作にはコレクション要素として、「スクラップ」(新聞の切り抜き)を集める楽しみもある。これを集めていけば、屋敷にまつわる“怪現象”の情報を知る事ができるぞ。
ラストには、いかにもホラー作品らしいエンディングが待ちうけていて…?その真相はぜひプレイして確かめてみてほしい。
【今回の評価】7コ星/10コ星
★★★★★★★☆☆☆ |
(ジーパラドットコム編集部/山崎友裕)