家庭用・携帯ゲーム機でリリースされるダウンロードタイプのゲーム作品をピックアップする「落としゲー中身拝見!」。
第48回目は、ジースタイルが2011年5月25日(水)から配信をスタートしているニンテンドーDSiウェア『ぐるっと!セイバー』のプレイレビューをお届けしよう。
『ぐるっと!セイバー』は、広大な宇宙を舞台にしたシューティングゲーム。バリアが張られた巨大な「母船」を守護するべく、360度全方位から出現する敵を蹴散らしていく、「全方位型ディフェンス」というプレイ感覚が新しい作品だ。
※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。
| 「母船」の守護が最大の目的!360度から迫る敵を破壊せよ |
本作の基本となるゲームモードは「アーケードモード」と呼ばれるもの。次々に出現するステージをクリアしつつ先へ進み、最終ボスが待ち受けるラストステージのクリアを目指していく…というオーソドックスなゲーム進行だ。
プレイヤーが守護する「母船」は、惑星を思わせるような巨大な球体となっており、その球の表面を滑らせるように自機を回転移動させることができる。
「全方位型ディフェンスシューティング」のジャンル名にふさわしく、敵機は本当に360度あらゆる方向から出現して攻撃を仕掛けてくる。DSi本体の上画面表示されるレーダーに敵の出現位置が表示されるので、それを頼りに撃退していこう。
制限時間終了まで、母船を守りきることができればステージクリア。なお、敵の攻撃に自機が接触すると一撃で破壊されてしまうが、何度でも復活することができる。
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| ▲これが「アーケードモード」のプレイ画面。下画面の下部に少しだけ見え隠れしているのが「母船」だ。自機を回転させ、敵の攻撃に立ち向かっていく |
ステージごとに出現する敵機のタイプは異なり、弾を撃ってくるもの、一列に並んでレーザー攻撃を仕掛けてくるもの、ワンテンポ置いて突進攻撃を仕掛けてくるものなど様々な機体が存在している。中には、大量の隕石群が迫って来るステージや、巨大なボス兵器と対決するステージなども用意されているのだ。
ちなみにステージにはルート分岐が設けられており、ルートの進み方によっては全く異なる内容のステージに挑戦することになる。
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| ▲巨大隕石が母船へ迫る!ショット攻撃を撃ち込んでバラバラにしてしまえ |
▲こんなに巨大なボスが出現するステージも。ボスを撃破すればステージクリアだ |
全方位から迫って来る敵機を相手にする必要があるので、常にレーダーを確認しながら敵の位置を把握し、ショット攻撃をしていく必要があって、なかなか忙しい操作が要求される。
おまけにステージ中には、「ラッシュ」と呼ばれる、敵の攻撃が通常より激しくなる時間が設けられているので、慌てず冷静な判断ができなければクリアは難しい。
また、自機のショット攻撃がそれほど強くないため、“敵機を倒すのに時間がかかる”というのも、本作の難易度を高めているポイント。一定範囲内の敵ばかりを相手にしていると、反対側から一気に敵に攻められ、あっという間に母船が破壊されてしまうからだ。
そのため、いかに“満遍なく”広い範囲の敵を倒すかを考え、敵の攻撃数を可能な限り減らしていくことという戦略も重要だ。例えば隕石が迫るステージでは、ぶつかる隕石が大きいほどダメージを受けるため、ある程度小さく砕いた隕石は無視してしまうのも手だ。
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| ▲常に上画面のレーダーに気を配ろう。どの場所に敵が集中しているだろうか…? |
▲惑星が降り注ぐステージでは、大きい隕石だけを相手にするようにしなければクリアは難しい |
自機はショット攻撃のほかに、敵の攻撃に数回耐えられる「バリア」を張ることもできる。これを使って、身を呈して敵弾を受け止めるのも時には必要なのだ。
また、周囲の敵を一気に破壊できるボム攻撃も用意されている。1度使うと再度使用できるようになるまでかなり時間がかかるので、最後の切り札として温存しておきたい。
敵を倒すと時折、ショット攻撃を少しだけ強くしたり、ボムのゲージが少し溜まるアイテムなどが出現することもあるので、上手く活用したいところだ。
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| ▲自機の周りに展開している青色の膜がバリアだ。バリアを張った状態で敵弾にぶつかり、母船へのダメージを防ぐという選択も時には必要に |
なお、アーケードモードでクリアしたステージは、もうひとつのゲームモード「チャレンジモード」で自由に選択して遊ぶことが可能。ハイスコアを目指して、1つのステージをトコトンやり込むことができるぞ。
| やり込み要素!50種の「勲章」と「プレイヤーランク」をご用意 |
以前に「落としゲー中身拝見!」でも紹介した、
同社のニンテンドーDSiウェア『ゾンゲリパニック』には、様々な条件を満たすことで「勲章」を手に入れられる「サバイブレコード」というお楽しみ要素が用意されていた。
『ぐるっと!セイバー』にも「サバイブレコード」と同様に、条件達成によって「勲章」を集められるというシステムが用意されているのだ。用意されている勲章の種類は全部で50種類。特定の敵の「1,000機」撃墜や、「スコア50万点」突破、「アーケードモードの全ステージクリア」など様々な獲得条件がある。
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| ▲こちらが「勲章」の確認画面。まだ取得していない勲章の一部も、入手条件を参照できる |
なお、ゲームプレイに応じて「プレイヤーランク」が上昇していき、「二等兵」「少尉」「大佐」など、より上の階級になっていく。「勲章」の獲得とあわせて、やり込み要素として楽しんでみては?
| 戦略性の高さはピカイチ!“戦略SLG”や“RTS”ファンにオススメ |
本作はシューティングゲームでありながら、“母船を守護する”という目的が最も重要となって来る。自機はいくらでも復活するので、時には母船を守るため、自ら敵弾に突っ込んでいくのが有利な事もあるほどで、一般的なシューティングゲームとは色々な意味で異色だ。
敵を次々と倒していく爽快感を味わえるわけではなく、状況に応じて戦い方を考えるという、まるでシミュレーションゲームのような戦略性が要求されるのだ。
そのためどちらかと言えばシューティングゲームファンよりも、戦略シミュレーションゲームや、RTS(リアルタイムシミュレーションゲーム)系のゲームが好きなプレイヤーの方が、よりハマれるかもしれない。
ワイヤレス通信を利用すれば2人協力プレイも楽しめるので、どうしてもクリアが難しいという人は仲間に協力を仰いでみるのもいいかも?
ちなみに『ぐるっと!セイバー』の公式サイトには、アーケードモードにおける「公式のハイスコア」が掲載されている。その点数はなんと「4249040」!…はっきり言って筆者のハイスコアとは桁がいくつか違うレベルである。この記事を見て本作に興味を持った人は、ぜひこのハイスコアを越える記録に挑戦してみてほしい。
【今回の評価】6コ星/10コ星
★★★★★★☆☆☆☆ |
(ジーパラドットコム編集部/山崎友裕)