家庭用・携帯ゲーム機でリリースされる「ダウンロード専売型ゲーム」をはじめとする、ダウンロードタイプのゲームコンテンツを特集していく「落としゲー中身拝見!」。
第17回目は、スクウェア・エニックスが2010年8月18日(水)から配信を開始したXbox 360向けソフト『ララ・クロフト アンド ガーディアン オブ ライト』のプレイレビューをお届けする。
『ララ・クロフト アンド ガーディアン オブ ライト』は、スクウェア・エニックスのクリスタルダイナミクススタジオ(アメリカ)が開発しているアクションアドベンチャー『トゥームレイダー』シリーズの流れを汲む新作ソフト。同シリーズの主人公である美人探検家の「ララ・クロフト」が主人公となり、罠や敵が満載のダンジョンを探索し、現代に復活した暗黒神「ショロトル」を封印するために戦っていく。
※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。
| 危険なシチュエーションが満載!視点変更しても迫力は変化なし |
プレイヤーはララ・クロフトを操作して、怪しげな神殿や遺跡、毒が広がる沼地などを探索していく。
これまでの『トゥームレイダー』シリーズでは、3D空間で視点を自由に回転させながら冒険ができるという、まるでプレイヤー自身がララ・クロフトになりきって冒険しているかのような臨場感を味わえるものだった。だが本作では、カメラが上空からララ・クロフトの冒険する姿をとらえているという視点に変更されており、視点も自由に動かせないので、一見すると臨場感は失われてしまったかのように思えるかもしれない。
だが、無数の刃が取り付けられた巨大な柱が迫ってきたり、プレス機のような石造りのトラップが幾重にも連なる通路があったり、巨大な球体が転がってきたり…と、ゲーム中には危険なシーンが目白押し。未開の地を冒険していくドキドキ感、いつトラップが飛び出してくるかわからないハラハラした感覚は決して失われていないので、その点は安心してほしい。
さらにステージ中には所々にチェックポイントがあり、敵やトラップによって戦闘不能になってしまっても、直前からやり直すことができるため、プレイしていてストレスも少ないのが嬉しいところだ。
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| ▲触れると即死してしまうトゲが出現する茶色い床には要注意 |
▲仕掛けを作動しようとしたら、無数のクモが襲ってくることも |
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| ▲複数個の玉を台座にはめて作動させる仕掛け。球状のオブジェクトは掴んで転がせる |
▲ジャンプで飛び越えなければならない場所も多数。足を踏み外すと奈落の底へ… |
なお、本作はチャプター制となっており、1つのステージをクリアするごとに一区切りとなって、ステージ中に獲得したスコアが集計される。一度クリアしたステージは何度でも挑戦できるので、ハイスコア更新を目指す遊び方も楽しめるわけだ。
| 襲い来る強大な敵!あらゆる武器と爆弾を組み合わせて戦え |
ダンジョン内には、暗黒神「ショロトル」が放ったモンスターたちが数多く存在しており、ララ・クロフトに襲いかかってくる。敵の種類は、近づいてパンチしたり、遠くから魔法の弾を放って攻撃してくる人型のモンスターや、一度にたくさん押し寄せてくるクモ、非常に強力な攻撃を繰り出す大型モンスターなど様々だ。
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| ▲動きの素早い小型の敵から、強力な大型の敵まで様々。時には周囲のトラップを利用して倒せることも |
ひとりプレイの場合、ララ・クロフトは、シリーズでもお馴染みの2丁拳銃のハンドガンや、グレネードランチャー、マシンガン、火炎放射機といった銃器に加えて、光の守護者「トテック」から借り受けた「槍」を使って敵と戦っていく。
強力な銃器は武器のゲージを消費し、ゲージが尽きるとアイテムで補充するまで使えなくなってしまうが、最初から所持しているハンドガンの2丁拳銃や槍は好きなだけ使用できる。特に槍は攻撃力も高く、時には壁に突き刺して足場にすることもできるので、この槍をメインに使用するのがオススメだ。
武器を使用する操作方法は独特で、右スティックで攻撃する方向を決め、「RT」を押して発射するというもの。最初はこの操作に戸惑ったが、慣れれば後退しながら敵に連続で攻撃できたり、広範囲にいる複数の敵を満遍なく攻撃できたりするので、攻撃の幅がかなり広がる。
ほかにも、床に設置して好きなタイミングで起爆できる「爆弾」も何度も使用することができるので、床に爆弾を置いて、近づいてきた敵を爆発に巻き込んでダメージを与え、怯んでいるところに連続で槍を投げ続ける…という風に、これらの攻撃方法を多数組み合わせることもできるので、戦闘シーンが単調にならず、状況によって色々な戦略を試せるのは魅力的だ。敵の攻撃もかなり激しいのだが、「回避」アクションを活用すればすばやく避けることができる。
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| ▲銃器を駆使して敵を蹴散らしていく。敵の攻撃は激しいので、回避行動で距離をとりながら戦うことも重要だ |
▲槍はこのように、壁に突き刺して足場にすることもできる。これを利用しなければ先へ進めない局面もアリ |
| 「リワードチャレンジ」などやり込みも豊富!2人プレイも魅力 |
本作にはやり込み要素も多数盛り込まれている。例えば、「壺をすべて破壊する」や、「回転するトゲ付きのトラップを15回連続でジャンプする」「足場を渡って、水に濡れないように川を渡りきる」といった“リワードチャレンジ”と呼ばれる条件がステージ中に出現することがある。これをうまく達成できれば、ララ・クロフトの能力が強化されたり、アイテムがもらえたりするという特典が受けられるのだ。
さらにステージ中には、難しいトラップが設置されている「チャレンジの墓」という空間も存在。これをクリアできれば、「アーティファクト」や「トレジャー」などを入手できる。
アーティファクトを装備すれば能力を強化でき、トレジャーを使えば強力な攻撃を使える。これらを集めなくてもクリアはできるが、非常に多くの種類が用意されているので、全てコンプリートを目指すのも楽しいかも。
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| ▲やり込み要素も非常に豊富。数多くのトラップや敵の猛攻をくぐり抜け、暗黒神「ショロトル」を再び封印することはできるのか…? |
ちなみに本作はシリーズ初の要素として、コントローラが2つあれば、1人がララ・クロフトを、もう1人が光の守護者「トテック」を操作する「オフライン協力プレイ」を楽しむこともできる。1人が仕掛けを動かして、もう1人は襲ってくる敵を攻撃したりと、それぞれの役割分担によって、ダンジョンの攻略がかなり楽になること請け合いだ。
今後のアップデートで、オンラインを通じて遠く離れたプレイヤーと一緒に協力プレイができるようになる予定なので、そちらも楽しみにしたい。
【今回の評価】8コ星/10コ星
★★★★★★★★☆☆ |
(ジーパラドットコム編集部/山崎友裕)