 |
 |
びっくり発言も!『葛葉ライドウ』発売イベント |
2006/03/05 |
|
|
アトラスから発売されたPS2『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団(以下、葛葉ライドウ)』。その発売を記念したイベントを、東京・ビックカメラ池袋本店店頭にて、3月5日(日)に行われた。
このイベントには、『葛葉ライドウ』の原案およびアートディレクターである金子一馬氏と、ディレクター山井一千氏によるトークイベントと、サイン会。同日に3回実施された。
第一回目は10時半から。休日に朝早くの実施であったが、熱心なファンは数多く集まり、イベント開始をいまかいまかと待ちわびる姿が見ることができた。 イベントはまず『葛葉ライドウ』の開発秘話を金子氏が語ることから始まった。「セガサターンで発売した『デビルサマナー』の続編として企画したのが、この『ライドウ』です。実に10年以上も経って発売することができました。このことはホント感無量です」と、金子氏は、嬉しそうに話す。続けて「PSP版のシナリオクリア型RPGとして当初は開発を行っていたのですが、内容のボリュームなどの関係でPS2版となりました」と語った。 またこの『葛葉ライドウについて、山井氏は「これまでのシリーズは、悪魔を戦闘の道具として使うのみにとどまっていましたが、今回は悪魔を使って事件も解決していきます。この“悪魔を使っている感覚”を楽しんで頂きたいですね。」と話す。 時代を大正20年とした設定について、金子氏は「古い時代から新しい時代へと移る過渡期。文化が入り乱れ、ちょっと変わった感じが描けると思いました。また大正20年としたことで、実際にはない架空の歴史を作り出すことができました。」 さらに主人公のライドウについて「一応、美少年風に描いたのですが、プレイヤーがライドウになって欲しいんですよ。」と話すと、山井氏が「プレイヤーの分身である主人公なので、なるべく遊び手の思いと離れないように、あまり演技をしないように心がけました」とした。
またインパクトある『超力兵団』とは、「第二次大戦時に、風船爆弾を様々な兵器を開発していた731部隊などの歴史があります。こういう部隊が超力兵団というのを開発していたら、しかも完成することができずに、悪魔の力を借りて・・・という感じで考えました」と、金子氏は話す。
このほか発売直後にも関わらず、「戦艦に乗りました?」と金子氏が集まったファンに声をかけると、山井氏も続けて「変形するのですが、ポリゴンが重ならないようにするのが大変だったんですよ。デザイナーがヘコたれそうになってました」と開発秘話を話した。
トークショウの後半はファンからの質疑応答コーナー。発売された『葛葉ライドウ』だけでなくなんでもOK!ということで、ファンからほかの『デビルサマナー』シリーズへの発売について疑問がぶつけられた。 金子氏は「『ペルソナ』のPSP版やニンテンドーDS版の発表をしていますが、実は開発部隊は知らされていなかったんです(笑)。アトラスの開発ライン数はそんなに多くないので、現段階の状況について質問されると、答えられません。しかし作らなくてはというプレッシャーを強く感じています」とちらっと社内事情を話す。 さらに山井氏もこれを受けて「『ペルソナ』のPSP版ではなく、PS2版の可能性がありますね」と続ける。さらに「『ペルソナ』の新作はあります」と、集まったファンが驚く情報を発表した。詳細はこの場で明らかにされなかったが、今後の発表に期待したいところだ。
また金子氏はイベントの中で「『葛葉ライドウ』の続編として単純に『2』を作るのではなく、例えば『葛葉ライドウ 学園の七不思議』とか、何か別のタイトルとしてシリーズ続編を出せたらと思っています。せっかく制服も着てますしね」と話し、「発売されたばかりの『葛葉ライドウ』を暖かく見守ってください」としめの言葉とした。 山井氏も「『デビルサマナー』シリーズ作ですが、新しい試みをたくさん取り入れた作品となっております。『葛葉ライドウ』を新しい『女神転生』シリーズ作として受け入れて頂ければ嬉しいです」と話していた。
店先で行われたイベントとあって、ファンとの距離がかなり近いイベントであったため、最初は金子・山井両氏は非常に緊張していたと思われたが、トークイベントが進む中で、ファンを巻き込んでの座談会のような雰囲気となって盛り上がっていた。 最後はひとりひとりに声をかけながらサインを渡していくというサイン会が行われ、参加したファンもそうであったが、開発をした両者も、直接ファンからの声を聞くことができた貴重な機会を得られたことで、満足そうな笑顔を浮かべて幕となった。 |