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新作発表!ブラウザ機能!ワンセグ受信!任天堂DSカンファレンス |
2006/02/15 |
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昨年末から品切れが続いているニンテンドーDS。急激に販売台数を伸ばしてきた同ハードの次の目標は国内1,000万台。その秘策はいったい何か。
任天堂は2月15日(水)、Zepp Tokyoにて「ニンテンドーDS カンファレンス!2006.春」を開催した。 壇上には同社の岩田社長が上がり、ニンテンドーDS(以下DS)の実績を発表。発売から14ヶ月で、約600万台の販売を達成したことを明らかにした。この「14ヶ月で600万台」という数字は、ゲーム史上最速とのこと。これまでは、GBAの20ヶ月、PS2の21ヶ月が記録的な数字であった。それを半年以上も縮めたわけだが、その要因を岩田社長は「2005年11月からの10週間でソフトの累計販売本数が2倍になっている」とコメント。ソフトラインナップの充実を挙げている。
そして、DSが次に目指すのは「年内早期の国内1,000万台」(岩田社長)。その施策となるのが「ニンテンドーDS Lite」「春商戦以降のラインナップ」「Touch Generation関連の新作」である。 「ニンテンドーDS Lite」については、こちらの記事のとおりにカラーバリエーションが3色ほど用意される。また、従来のDSよりも小さく、軽くなっているなどの変更が施されている。 さて、春商戦のラインナップだが、本日のカンファレンスで任天堂が挙げたのは『聖剣伝説DS CHILDREN of MANA』『ゼノサーガI・II』『コンタクト』『天誅 ダーク シャドウ』『テイルズ オブ ザ テンペスト』『瞬感パズループ』『ポケモンレンジャー』『ニュー スーパーマリオブラザーズ』。プレイ中の映像と合わせて、簡単なゲーム内容が来場者に紹介された。また、これらのタイトルは会場内に用意された試遊台でもプレイすることができた。
最後の「Touch Generation関連の新作」は、この場で発表されたものが5タイトル(うち2タイトルは発売日未定)。それらは下記のとおり。 ●『旅の指さし会話帳DS』 下画面内に表示された単語をタッチペンでいくつか選び、話したい文を作成。すると、その外国語の音声が流れる。「タイ」「韓国」「中国」「ドイツ」「アメリカ」の5種類があり、それぞれ3月発売予定で予価は各2,800円(税込)。
●『漢字そのままDS楽引辞典』 タッチペンで調べたい漢字を書いて、検索するソフト。読めない漢字の読みを調べる際に重宝しそうだ。なお、「明鏡国語辞典」「ジーニアス英和辞典」「ジーニアス和英辞典」の内容が本作に収録されている。また、ちょっとしたクイズも用意されている。3月発売予定で予価は4,800円(税込)。
●『テトリスDS』 背景やBGMが『スーパーマリオブラザーズ』『バルーンファイト』『ゼルダの伝説』といった1980年代のソフトのイメージで構成されている。また、多種多様なモードが収録されているほか、1カートリッジで10人までゲームシェアリングが可能。4月発売予定で予価は3,800円(税込)。
●『DS美文字トレーニング(仮称)』 DS本体を寝かせて持ち、見本のとおりに漢字を丁寧に書く。字の練習を行うソフトだ。タッチパネル面に“お手本線”が描かれており、その上をなぞることでキレイな文字を書けるのだが、“お手本線”は非表示にすることも可能。
●『しゃべる!DSお料理ナビ(仮称)』 音声で料理手順を教えてくれる。また、ユーザーの音声でページをめくることもでき、手が放せない状態でも順次、料理を進められるという。また、冷蔵庫の食材から作れる料理を教えてくれるという機能の搭載も考えられているという。
また、発売日は明かされなかったものの、今後のラインナップとして『ファイナルファンタジーIII』の映像を上映。ポリゴンで描かれたキャラクタたちの戦闘シーンやフィールド移動シーンが流された。さらに『マリオバスケット3on3』のプレイ映像も公開。マリオやクッパといったキャラクタの必殺技のシーンが流されていたが、グラフィックはなかなかキレイであった。 他に、画面写真は映されなかったものの『オシャレ魔女ラブandベリー』『真・三國無双DS』『ウイニングイレブン』『スーパーロボット大戦DS』『ASH』『たまごっち』『甲虫王者ムシキング』などを列挙。ラインナップの豊富さをアピールしていた。また、完全に口頭だけであったが、『ファイナルファンタジー クリスタルクロニクル』『ドラゴンクエストモンスターズ』の開発が進んでいることも伝えられた。
これらのラインナップはすべて、DSのさらなる普及を目指してのもの。それを岩田社長は「任天堂中心の市場から、サードパーティによる多彩なラインナップを有する市場へ転換。間口の広い商品から歯応えのある商品まで展開」と発言している。その結果ゲームユーザーにおける、標準のプラットフォームにDSを据える、というわけだ。 現在はどちらかというと、『脳を鍛える大人のDSトレーニング』『おいでよ どうぶつの森』といった“新しい遊び”を提供したタイトルの実績が強い。そこに、“従来のゲームらしいゲーム”が加わる。その結果、新しく取り込んだ女性層・中高年層に、本来のユーザー層がプラス。市場が活性化する、というシナリオなのだろう。
タイトルの紹介が終わると、次はDSの「応用展開」(岩田社長)の発表。「ブラウザ」「ワンセグ受信」の2項目だ。 ブラウザソフト『ニンテンドーDSブラウザー(仮称)』はOPERA softwareが開発し、「ATOK」搭載のウェブブラウザ。タッチペンを使用し、文字入力やリンク先への移行など、既存のウェブサイトの閲覧・利用ができる。また、「上画面で部分拡大、下画面で全体表示」「上下連結全体表示」など、個人の利用特性に合わせて表示方法を変更させることが可能。6月発売予定で、予価は3,800円(税込)。 そして「DS地上波デジタル放送受信カード(仮称)」は、その名のとおりDSでワンセグを受信し、観覧するもの。実機でのデモ映像が公開されていたが、見た印象は「意外とキレイ」。チャンネルの切り替え時などに若干の画像の乱れがあったが、基本的に番組を見ている分には、ほとんど問題はなかった様子。DSということを考えれば、なかなかの逸品ではなかろうか。 なお、上記新タイトル及び「DS地上波デジタル放送受信カード(仮称)」のイメージはコチラに掲載している。
多彩なゲームラインナップに加え、ゲーム以外の活用方法も提示したDS。岩田社長が口にした次の目標は「年内早期の国内1,000万台普及」。これまで、国内1,000万台普及を果たしたハードはGBAやPS2が挙げられるが、両ハードはその達成に30ヶ月以上掛かっている。もし、DSが2006年中に国内1,000万台を超えると、600万台のときと同じようにゲーム史上最速となる。はたして、岩田社長の絵図どおりに事が運ぶだろうか。 |