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プレスリリース  

裏設定トーク&舞のライブに感動『eM』プレミアムライブ

2005/12/23
[『【eM】-eNCHANT arM-』公式サイト]
   
 
 フロム・ソフトウェアは12月23日(金)、Xbox Loungeにて「【eM】-eNCHANT arM-プレミアムライブ」を開催した。

 本イベントは、同社が1月12日(木)に発売を予定しているXbox 360用ソフト『【eM】-eNCHANT arM-』のイメージソングを歌うアーティスト・舞さんによるライブ。大きく2部に分けられ、前半が同作のスタッフによるトーク、後半が舞さんのライブ&トークとなっていた。会場には、事前にXbox公式サイトから応募し、抽選で選ばれたユーザー約50名が出席。場内の座席を埋めていた。

 まず、登壇したのは『【eM】-eNCHANT arM-』のプロデューサー・竹内氏。「次世代機のスペックに見合うクオリティにすべく、グラフィックだけでなく様々な点にこだわって作りました。特に世界観には気を遣っています。架空の世界なんだけど、存在が不自然でない、素直にゲームに入り込めるように頑張りました」と、挨拶。数々のオリジナル作品を手掛けてきたフロム・ソフトウェアらしい、丁寧な開発を進めてきたようだ。
 しかし、「これまでのフロム・ソフトウェア作品よりも、ライトなイメージになっています。主人公とその友人2人による会話は聞いていて笑いがこみ上げてくるし、かわいらしい女の子の姿をしたゴーレムも出てきます」ともコメント。さらに「先に進めるためにレベルアップを繰り返さなければならに、ということはありません。それにどこでもセーブをすることができます。寝る寸前までプレイできます(笑)」とのこと。これは「なるべくストレスを感じないでプレイしてもらいたい(竹内氏)」という思いで制作を進めていたためだという。また、「クリアするだけなら45時間くらい、やり込み要素も含めると100時間くらい」と、全体のボリュームについても言及していた。

 続いて、ディレクター・宮崎氏、企画・濱谷氏、サウンドディレクター・一木氏が登場。開発におけるそれぞれの役割や制作時のエピソードについて以下のように語った。

■宮崎氏
 主な作業はスタッフをまとめたり、全体のスケジュール管理です。雑用みたいですね(笑)。とは言え、スタッフは全部で150名くらいいたので、やっぱり大変でした。このスタッフの数は過去最大級ですね。
 「ゴーレム(ゲームの中で作り出す人工生命体のようなキャラクタ)」を仲間にするのですが、およそ120体くらい、存在します。フロム・ソフトウェアらしい、硬派なキャラクタから“萌え”っぽいキャラクタまで、多彩なビジュアルのものが揃っています。ぜひ、全部探してみてください。

■濱谷氏
 ストーリーや世界観、各種設定を担当しました。実は「ゲットだぜ!」というセリフを主人公が発するシーンがあるのですが、これは某作品へのオマージュです(笑)。ゲームの中では、主人公がとてもバカで、彼と友人たちの会話シーンが気に入っています。
 また、その友達がオカマだったり他に関西弁のキャラもいて、プレイして笑っちゃう場面が多いのですが、実はシリアスなシーンも出てきます。気がついたら死にまくっていたりとか。ただ、最初の1時間くらいはお笑いばかりです(笑)。

■一木氏
 全部で、50数曲がゲームには入っています。中にはオーケストラ風のものもあります。全体的にギリギリまでこだって作ったのですが、プロデューサーに「うーん。だめ」と言われることもありました(笑)。個人的には、ゲーム中盤の「カリン」というキャラクタの見せ場のシーンの曲が気に入っています。

 さらに、プロデューサーの竹内氏が開発中のエピソードを披露。なんと、主人公の友達である「マコト」は、最初は女の子だったという。
 「主人公と友達2人、計3人いると1人くらい女の子がほしいじゃないですか。で、マコトは女の子のつもりだったんです。ですが、私がデザイナーに設定資料を渡すの忘れちゃって、セリフが書かれたシナリオと、マコトという名前だけ渡しちゃったんです。そのデザイナーは女性だったんですが、中性的な言葉遣いのマコトのセリフを見て、彼女なりにオカマだと考えたんでしょう。で、できたのが彼だったんです」。マコトが“なよっ”としたオカマではなく、しっかりした筋肉を持っているのも、女性デザイナーが外見を手掛けたことによるようだ。
 また、関西弁を話すキャラクタが登場するのだが「声優さんが埼玉出身の方で、関西弁には慣れていなかったんです。そこでアフレコの際にウチの大阪出身の開発スタッフに監修してもらったんです。そうしたら、通常の4倍くらい、収録に時間がかかりました」とのこと。どうやら、その方は相当厳しかったようです…。

 そして「楽しんでもらえれば満足です。もし、つまらないところがあったら言ってください。次回作への参考にしますので」という竹内氏のメッセージで開発スタッフのトークは終了。しばしステージの模様替えが行われた後、いよいよ舞さんの登場である。

 イベントの後半とも言える舞さんのライブ&トークは、『【eM】-eNCHANT arM-』のイメージソングである「Reborn」のプロモーション映像の上映でスタート。ほとんどアクセサリーしか身に着けていない舞さんが歌うセクシーな映像が、来場者を圧倒。そして、プロモーション映像の終了からすぐに舞さんが登壇。映像と楽曲の余韻が残る中、来場者が大きな拍手で舞さんを迎えていた。

 舞さんは、この「Reborn」でソロデビュー。それまで活動していた「Ruppina」とは違う道を進んでいく。この曲の歌詞を考えていたときも自身の今後について考えていたと言う。さらに「Ruppinaから生まれ変わって、舞になるんだ。って強く考えていたら、突然、歌詞がメロディに乗って降りてきたんです」とコメント。“再生”を意味する「Reborn」という曲は、こうやって作られたようだ。
 なお、同曲が『【eM】-eNCHANT arM-』のイメージソングになると舞さんに伝えられたのは、「Reborn」が完成した後とのこと。特にゲームを意識して作ったわけではないが「今日、初めてゲームの映像と一緒になっている曲を聞いたけど、とてもハマっていてビックリしました。なんだか、曲に込めたメッセージとゲームのイメージが相乗効果を生み出している感じ」との感想を口にしていた。どうやら、彼女にとっても両者は満足のいく組み合わせのようだ。

 さらに、12月28日(水)にシングルCDで発売される「Reborn」のカップリング曲「Squair(スクウェア)」が、『【eM】-eNCHANT arM-』のエンディングテーマ曲であることが判明。この曲についても、以下のように語ってくれた。
 「Rebornは夢に向かって頑張っていく、という思いを込めていますが、Squairはその夢をかなえるには何かを犠牲にしなくてはならない、でも! というメッセージを込めています。そのため、この2つの曲がひとつのCDにカップリングとして入っているんです」。
 ちなみにSquairという単語は、四角いSquareと、Airを組み合わせた造語とのこと。
 そして舞さんはトークに続いて、「Reborn」「Squair」の2曲を披露。綺麗な歌声で来場者を魅了していた。

 本イベントは、舞さんのライブをもってひとまず終了。来場者はその後、会場内に設置された試遊台で『【eM】-eNCHANT arM-』を楽しんだ他、舞さんの前身である「Ruppina」のベストアルバムを購入。先着20名には舞さんのサイン入りポケットティッシュが渡されるとあって、CDの販売コーナーには来場者が殺到していたぞ。

 さて、楽曲を提供した舞さんだが、実は『【eM】-eNCHANT arM-』にゴーレムとして登場するとのこと。ボイスもご自身が担当し、「光よ、闇よ」などのセリフをアフレコしたという。ゲームに登場する舞さんは「貝の中に寝そべっている女神」のような姿をしているという。ファンなら必ず見つけるべし!
(C)2005 FromSoftware, Inc. All rights reserved.


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