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AQインタラクティブ発表会で坂口博信氏の最新作発表 |
2005/12/20 |
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AQインタラクティブは2005年12月20日(火)、東京・汐留にて戦略発表会を行い、同社から発売される新作タイトルの発表を行った。
AQインタラクティブは、ゲームパブリッシング会社として2005年10月1日(土)に設立されたゲームメーカー。また、『DORAG-ON DRAGOON』を開発したキャビア、Xbox360『ブルードラゴン』を開発中のアートゥーン、そして、Xbox360『LOST ODYSSEY』を開発しているフィールプラスといった開発メーカー3社のホールディング会社である。 現在までにXbox360『テトリス ザ・グランドマスターエース』を発売しており、2006年1月26日(木)にはXbox360『通信対戦麻雀 闘龍門』を、2006年2月23日にはPSP『実録 鬼嫁日記 〜仕打ちに耐える夫の理不尽体験アドベンチャー』を発売する。
発表会開始に先立ち、同社取締役会長・中山隼雄氏が登壇。中山氏は、「現在、日本のゲーム業界は沈下してしまっていると思います。これは、業界全体の“やる”という意識、危機感、そして、変化していく状況への対応力の欠如が原因ではないかと考えています。AQインタラクティブはチャレンジとブレイクスルーの精神でタイトルを発表し、業界の一縷になれればと活動していきます」とコメントした。 その後、代表取締役社長・石井洋児氏による企業説明が行われ、今後、AQインタラクティブとしてオリジナルタイトルの作成を行って行くことが発表された。
続いて、取締役副社長・星野直彦氏によるタイトルラインナップの発表が行われる。前述のタイトルに加え、タイトル名こそ明かされなかったが、PS2、PSP、NDSでのタイトル展開、そして、次世代家庭用ゲーム機「Revolution」、「Play Station3」でタイトルを発売していくことが明らかにされた。また、星野氏は「コンシューママシンだけに関わらず、アーケードゲーム、携帯電話用ゲーム、PCなど考え得るあらゆるジャンルでタイトルを展開していきます。また、映画やコミックなど、ゲームではないメディアにも広げていこうと考えています」と同社が様々な形でエンターテイメントをユーザーに発信していく企業であるこということをアピールした。
星野氏によるタイトルラインナップの後、現在開発中であるというXbox360用タイトルが3タイトル明らかにされる。今回、明かされたタイトルの詳細は以下のとおり。
■『BULLET WITCH(バレットウィッチ)』 キャビアの開発によるアクション・アドベンチャーゲーム。 物語の舞台となるのは西暦2013年の地球。様々な災害、紛争、国家機能の停止など、数々の危機により、誰もが人類の終焉を予期し始めたころ、「ほうき」のようなシルエットを持つ銃を持ち、魔法を使いこなす魔女・アリシアが現れる。 プレイヤーはアリシアとなり、銃と魔法を駆使し、襲い掛かる悪魔たちを次々と倒して行くこととなる。
本作の紹介に登壇したキャビア・高橋徹氏は「『BULLET WITCH』最大の“ウリ”は魔法です。車や街頭、戦車などありとあらゆる物を巻き上げる竜巻を起こしたり、空を覆うほどの大量のカラスを呼び寄せたりと、今まででは考えられないスケールの魔法をプレイヤーの意思で発動させることができます。また、ストーリーもアリシアの持つ“深い業”をテーマにしっかりと描いています」と本作を紹介。また、同じく登壇したキャビア・岳洋一氏は「Xbox360のスペックに負けないスケールの大きな最高の作品を提供したいと思います」とコメントしていた。現在、開発状況は40%ほどとのことで、発売は2006年春を予定している。
■『Vampire's Rain(ヴァンパイア レイン)』 アートゥーンの開発によるアクション・アドベンチャーゲーム。 物語の舞台はカリフォルニア州、ロサンゼルス郊外の街。この街にヴァンパイアが潜むという情報を手にした政府は、特殊部隊を派遣しヴァンパイアの殲滅を図る。プレイヤーは特殊部隊隊員ジョン・ロイドとなり、彼に見つかる前にヴァンパイアを探し出し、殲滅していくことを目的としている。
公開された映像は、ゲームの舞台となる雨が降りしきる街で、ヴァンパイアへと姿を変えていく女性の姿を確認することができた。登壇したアートゥーンの代表取締役・大島直人氏は「現代社会で怖くなくなってしまったヴァンパイアですが、本当に怖いヴァンパイアを復活させたいと思っています。雨、光と影の表現で恐怖を現し、プレイヤーの皆さんがハラハラドキドキするようなゲームにしていきます」と意気込みを語った。2006年冬に発売を予定している。なお、本作はXbox360だけでなく、PS3でも発売が予定されている。
■『CRY ON(クライオン)』 ミストウォーカーとキャビアの開発によるアクションRPG。 登壇したミストウォーカー坂口博信氏によると「巨人と人が共存する世界が舞台です。巨人は封印されていたのですが、人間同士の戦争に利用され、復活することとなります。主人公はサリという女の子と言葉をしゃべることが出来る巨人・ボグルです。彼女が感じる嬉しい、悲しい、など様々な感情を涙で表現したいと思っています」とコメントした。
公開されたイメージムービーでは、サリと、サリのカバンに収まるサイズに小さくなった巨人・ボグルが、魔物と思しきキャラクタから逃げるシーンからスタートする。崖まで追い詰められてしまったサリは、崖下に落ちそうになるが辛くも植物のツタに掴まり、落下を免れる。サリを助けようとミニサイズの巨人・ボグルが魔物に立ち向かうも、あっと言う間に崖下へと弾かれてしまう。ボグルを助けようと手を伸ばすサリだが、空しく崖下へと落下していくボグル。絶体絶命かと思われたその時、サリは意を決してツタを放し、崖下へと身を投げ、祈りを捧げる。 サリの組んだ手から光が溢れ出し、崩れ落ちる周囲の山肌。落ちていく岩石は人の形を形成していく。巨人だ。落下するサリを受け止めた巨人は、魔物が追ってくる洞窟の入り口を強烈な一撃で塞ぐ。 危機を脱し、サリを安全な場所へ移すと、巨人は役目を終えたとばかりに崩れ始め、その姿を消して行くのであった。
坂口氏に続いて登壇したキャラクタデザインを務めるキャビア・藤坂公彦氏は「ゲーム中、涙まみれになるサリですが、そんな彼女から希望の光を感じてもらうことができればと思います。巨人・ボグルはサリと一緒に旅をするキャラです。ボグルでホッとする暖かさを感じてほしいと思っています」とコメントしていた。 気になるゲームシステムだが、詳細は明らかにされていないが、サリ、小さなボグル、巨大化したボグルという異なるサイズのキャラクタを状況に応じて切り替えながら進めて行くことになるとのことだ。
本作の音楽を担当するのは『ファイナルファンタジー』シリーズでお馴染みの植松伸夫氏。残念ながら、会場に来ることができなかった同氏だったが、ビデオメッセージでコメントを発表、「心温まるようなメロディを作曲中です。また、最近坂口さんは歌詞を書くのにこっているのですが、もしかしたら『CRY ON』でも歌が入るかもしれませんね」と意味深のメッセージを送ってくれた。
発表の最後に坂口氏は「現在、シナリオの進行状況は半分ほどです。キャラクタの持ち味を生かしたシナリオを作っていきたいと思います。アクションRPGは私にとって初めての試みになります。『CRY ON』で新たな感触の新しい世界を作ることができればと思っています」と本作への意気込みを語っていた。
そして発表会終盤、QAインタラクティブのイメージキャラクタとして、グラビアアイドル・井上和香さんが登場する。ゲームは好きでプライベートでも良く遊んでいるという和香さんは「普段は『テトリス』を良く遊んでいます。今回、発表された作品は嬉しさ、悲しさ、怖さなどたくさんの感動を感じることができそうなので、発売されるのが楽しみです」と同社へ期待を寄せた。今後、和香さんは同社のイメージキャラクタとしてキャンペーンなどに登場する。
驚きの発表が相次いだ戦略発表会。今後のAQインタラクティブからしばらく目を離すことが出来なさそうだ。 |
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