プレスリリース  

『RO』より進んだ文明 サイバーパンク的要素も『RO2』

2005/09/18
   
 
 グラヴィティは2005年9月17日(金)、千葉・幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ2005」にて、新作タイトルの開発関係者による質疑応答を実施。注目の『ラグナロクオンライン2』(以下、RO2)からは、開発チーム長 パク・ヨム氏、「ラグナロクオンライン」原作者 リー・ミョンジン氏ら、直接開発に携わるメンバーが登場した。ゲームの内容から日本でのサービスについて、様々な話を聞くことができたので、ここでお伝えする。

 グラビティが開発し、2002年に韓国で正式サービスを開始した『ラグナロクオンライン』(以下、RO)。その後、アジア各国でのサービスを皮切りに、北米、南米、ヨーロッパと、全世界37ヶ国で商用サービスを行っている。日本では2002年12月、ガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下、ガンホー)によってサービスが開始し、2005年9月現在では、登録ID数が100万IDを突破、常時接続者数が10万人を記録している。

 名実ともに『RO』は世界的なオンラインゲームとなり、韓国産オンラインゲームを世界中に知らしめた作品となった。そんな世界最高峰のMMORPG『RO』の続編が「東京ゲームショウ2005」で全世界初公開となった。そのタイトル名は『ラグナロクオンライン2』(以下、RO2)。

 巨大すぎる前作のブランドを受け継いだタイトルというのは、二通りの審判を受けることが多い。――名前だけの駄作なのか、それとも前作を凌駕する名作なのか。

■『RO2』と『RO』をつなぐポイントは?

パク氏――確かに『RO2』は、グラフィック、シナリオ、ゲーム背景、アクションといった面で前作とは変わっているが、『RO』で用いた“要素”は反映させている。その要素とは、キャラクタの魅力、前作で登場したモンスター・NPCの登場、アバターが楽しめる点などだ。前作同様のゲーム構成を引き継ぎ、さらに楽しめる部分を多数追加している。前作との違いは、世界の大きさの幅が違う。より進んだ文明やサイバーパンクっぽい要素も多く含まれている」
 続けて「ゲームの大きな流れと沿わないようなキャラクタは作らないし、様々なことにトライしてコンセプトを制作した。特に『RO』がキャラクタの人気が高くコスチュームプレイヤーが多かったことも考慮し、『RO2』でもアバターや服装にはこだわっている。

■原作コミックがない『RO2』に、前作のファンがそのまま参加するかについて(韓国メディアからの質問)

リー氏――確かに『RO』が支持されたのは、原作があったので物語に入りやすかったという点が上げられる。本作はコミックにする予定はないが、前作を作っている途中から『RO2』の企画は考えており、すでにシナリオやストーリーは完成している。物語はクエストを通じて進められていくよう考えた。『RO』のファンが、『RO2』をプレイするかしないかには特に心配はしていない。

■韓国、そして日本でのサービス時期について

パク氏――できれば韓国で最初に公開したいが、日本と同時で公開するよう開発を進めている。クローズドβテストを行う場合、日本のユーザーには直接韓国サーバに入ってもらう形式になるだろう。また、この場合は現地のパブリッシャーとの話し合いが必要となるのでまだ決定ではありません。できるだけ完成されたものを公開したい。2005年内のサービスを考えてはいるが、今時期を話すのは難しい。現時点で日本向けのローカライズ等でガンホーは参加していない。

■日本での運営元であるガンホー・オンライン・エンターテイメントの運営、そしてハッキング問題について(韓国のメディアからの質問)
 
パク氏――ハッキング対策については深刻な問題と捉えている。今この場で技術的な部分を紹介するのは難しいが、『RO』で培われたデータをもとに、ハッキングを阻止する要素を用意している。正直に申して、ガンホーがどんな運営をしているかについてはわからない。しかし、ユーザーからの評価というのは大きく聞こえてしまうことはよくあることである。また『RO』に限らず、運営側だけに問題があるのではなく、ゲーム自体に問題があるという点があげられる。『RO2』ではより運営に適した、ユーザーがGMに質問や苦情を投げかけることなく、自分で問題を解決できるように企画している。たとえどの会社が運営したとしても、ゲーム自体が優秀であればよいと考えている。

■オンラインゲーム全体の問題でもある「RMT」(リアル・マネー・トレード)について『RO2』がどのような対策を取るのか

パク氏――『RO2』では武器にレベルが設けられており成長していく。この“成長する武器”に関してはユーザー間で取引できないようにするつもりである。取引できるものは、通常アイテムや非成長アイテム(アクセサリなど)のみ可能にする考えだ。

 つまり、強力な武器等の貴重なアイテムは、プレイヤー自身努力し成長させなくてはいけないということになる。「RMT」が生まれにくい状況を作るということである。
 キャラクタの魅力、そして『RO』の世界からさらに進化した文明、サイバーパンクという世界観といった新たな要素が盛り込まれた『RO2』。前作以上の作品を作ろうという開発者の情熱と信念によって支えられた本作は、間違いなく『RO』シリーズの一員として、魅力的な世界を見せてくれるはずだ。
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