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ガンホー・ブロッコリー両トップが『ECO』の今後を語る |
2005/09/06 |
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2005年9月6日(火)、ガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下、ガンホー)社内にて、MMORPG『エミル・クロニクル・オンライン』(以下『ECO』)を送り出す“トリオECO”のうち、ガンホーの森下一喜社長とブロッコリーの木谷高明会長がそろって『ECO』のこれからについて語る合同インタビューが実施された。 “トリオECO”は、『ECO』のための業務提携によって結成された“チーム”。運営を行うガンホー、マーケティングを行うブロッコリー、開発を行うヘッドロックの三社からなる。今回の合同インタビューは、東京ゲームショウ2005(以下 TGS 2005)を前にして、報道陣へ“ちょっとだけ”早く今後の展開などを披露してくれるというものだ。もちろん、TGS 2005では、さらなる隠し玉の発表があるに違いない。
まず、ガンホーの森下氏から、現在の『ECO』の状況について説明が行われた。2005年8月19日(金)から実施されているオープンベータテストだが、現時点ですでに19万人を超えるユーザーの登録があったとのこと。スタートからまだ2週間と少ししか経過していないことを考えると、20万人突破は目前、その後の伸びもまだまだ期待できそうだ。 森下氏の発表には、興味深いデータが含まれていた。それは、現在のゲーム内のキャラクタの分布だ。 現在のデータでは、3種族中もっとも多いのは“エミル”で、全体の50%近くを占める。ついで“ドミニオン”、“タイタニア”と続くが、両方とも25%程度でほぼ同じくらい。性別に目を移すと、タイタニアは75%を女性キャラが占めている。“エミル”と“ドミニオン”は対照的で、“エミル”では若干男性キャラが人気で、“ドミニオン”では女性キャラの方が人気があるという。やはり“可愛らしさ”と人気が連動しているような印象がある。職業に関しても、もっとも人気があるのは“ウァテス”で、ついで“スカウト”、“マーチャント”と続く。こちらもキャラクタのイメージと人気が比例するかのようで、非常に印象深いデータとなっているようだ。
続いて、今後次第に明らかなってくる『ECO』の世界について、少しだけ明らかにされた。今まで発表されてきた『ECO』のストーリーでは、“天使族”のタイタニアと“悪魔族”のドミニオンが、“人間族”のエミルたちが暮らす世界に現れた理由や、タイタニア、ドミニオンが暮らす世界とは何なのかについては語られていなかった。その秘密が、ついに語られたのだ。 かつて人間は、文明を高度に発展させることに成功したものの、地球の資源枯渇問題を克服することが出来なかったという。そこで、宇宙と地中から資源を確保するため、天と地に伸びる移動手段を用意した。 しかし、完成した『移動手段』は、宇宙と地中ではなく“パラレルワールド”へと繋がってしまったのだ。異文明との接触により、人類の文明は崩壊し、大陸には三つの種族が暮らすようになったという。 これが、『ECO』のストーリーのさらに奥に秘められていた設定だ。この設定の発表により、“天と地に伸びる移動手段”を持ってタイタニアやドミニオンの暮らす世界に移動できる可能性が出てきた。もちろん、その実装時期に関してはまだ発表されていないが、いずれ天界や地中の世界への冒険が可能になるだろう。
また、二次職に関しても発表が行われた。これに関しては、TGS2005のステージでさらに詳しく公開される予定だ。大きな特徴は、現状の一次職から複数の職業を選択する“ツリー形式”のクラスチェンジが可能になるという。
次に、現在アクロポリスシティーのダウンタウンにあるシアターで、映像配信サービスの開始を検討していることが明らかになった。このシアターは、会場内に200名弱の人数を収容出来、スクリーンで実際に同じ映像を鑑賞出来るようになるという。ブロッコリーの木谷氏は、定員制にして入れない人がいて、外でワイワイ待っているのもコミュニケーションとして面白いと語っていた。ここでは、たとえばブロッコリーの新作アニメやゲームのプロモーションムービーなどが上映される。流される内容に関しては、ユーザーの反応を見ながら少しずついろいろ試して行きたいとのこと。もちろん、いきなり世界観を壊してしまうようなものであってはならないが、さまざまなものが溢れる“街”を作って行きたいと述べていた。
そのほか、ブロッコリーによる『ECO』の様々なグッズの展開についても発表された。まずファンが使って“目立つ”アイテムをTGS 2005の先行販売を皮切りに販売を開始する。(TGS 2005で販売されるグッズに関してはこちらの記事を参照)その後、12月ごろを目処に小物など普段から身につけられるようなアイテムを展開していきたいとのこと。これらは、すぐにグッズに飛びついてくれる“コアな”ファンよりも、さらに広げた層をターゲットにしている模様だ。 攻略本などの書籍類やパッケージ版の販売も、決定している様子。そのほか、モバイルとゲームの融合やゲーム内でのEコマースなど、さまざまな構想が次々浮かんできているという。森下氏は、これらは全て、国産のゲームであることの利点であり、そうでなければ実現することは難しいこと。これからもどんどん新しいことに挑戦し、国産を代表するゲームになりたいとコメントしていた。
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