プレスリリース  

アトラスブースで発見!アーケードにピンボールが復活

2005/09/01
[STERN Pinball ]
   
 
 9月1日(木)より幕張メッセで開催されている「第43回アミューズメントマシンショー」(以下「AMショー」)のアトラスブースには、国内販売が予定されているピンボールが3機種展示されている。
 ピンボールと言うアーケードゲームマシンをまったく知らないという人は少ないと思うが、最近見かけないことに気が付いている人はどのくらいいるだろうか。フリッパーで金属のボールを打ち上げてターゲットを狙い点数を獲得していくアーケードピンボールマシンは、1980年代から90年代前半に最後の興隆期を迎えた後、急速に市場から消えていった。稼動部品が多く保守が大変なことや、設置面積の大きさ、複雑になりすぎたルールなど様々な要因が重なり合い、数社あったピンボールメーカーは、次々と姿を消してしまったことが原因だ。1999年にアメリカのWILLIAMS社が『StarWars episode I』と言うピンボールを発表した後、事業から撤退。これを最後に、日本国内に新作のピンボールゲームは、事実上入ってこなくなっていたのだ。
 ところが2005年7月に、アトラスがSTREN社製『The Simpsons Pinball Party』の国内発売を開始。今回のAMショーに展示した。STREN社は、DATA EAST PINBALL社というピンボールメーカーでは老舗の系譜を持つメーカー。事実上、現在世界唯一のピンボールメーカーだ。このほか出展されていたのは『GRAND PRIX』と『The Sopranos』の合計三機種。『The Sopranos』は、同名のアメリカの人気ドラマをモチーフにした作品で、ちょうど販売を開始したところとのこと。アトラスのAM事業本部の担当者によれば「三日くらい前に届いたところで、まだ詳しくわからないんですよ(笑)」というほどだ。『GRAND PRIX』も、年内には販売を開始すると言う。
 前述の担当者によれば、現在STREN社には元WILLIAMS社の技術者が入り製作を行っていると言う。実際にアメリカ国内では『Terminator 3』や『The Lord of The Rings』などの作品をリリースし続けている。

 実際にプレイしたところ、ジャックポットやマルチボール、スキルショットなどの基本的なフィーチャーを備えたオーソドックスな物となっている。コンボショットでストーリーを進めていくような展開で、安心してプレイ出来る。『The Simpsons Pinball Party』は、DATA EAST社が1990年に発表した『The Simpsons』のように立体フィーチャーが目立つ盤面構成で、ミニフリッパーを備えた上段フィールドとの多階層構造になっている。また、マルチボールへのルートが多数用意されているのが大きな特徴だ。

 アトラスは、主にアミューズメント施設への導入の窓口となるという。今後のリリースは、現在の売れ行きを見ながら慎重に判断していきたいとのこと。最後のピンボールが登場して6年。再びアーケードスペースにフリッパーの弾く音、バンパー同士でフレンジーを決めた音、そしてボーナスマッチの破裂音が響く日を楽しみに待ちたい。

 
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