プレスリリース  

鳴り止まない拍手『ドラクエVIII』コンサート開催

2005/08/12
[公式サイト「すぎやまこういちの世界」]
   
 
 8月12日(金)、池袋・東京芸術劇場にて第19回ファミリークラシックコンサート「ドラゴンクエストの世界」が開催され、約2,000を数える全ての座席を埋め尽くしたファンに向けて、初となる『ドラゴンクエストVIII 空と海と呪われし姫君』の楽曲のコンサートが行なわれた。

 『ドラゴンクエストVIII 空と海と呪われし姫君』は、2004年11月27日(木)発売されたシリーズ最新作。前作から4年ぶりとなる作品として登場し、これまで300万本以上の出荷本数を記録した大人気タイトルだ。

 緊張高まる控え室で、本番前のすぎやまこういち氏の話を聞いてみた。
 「今回は『VIII』の初演という事もあり、何度もリハーサルをやりました」と開口一番話した、すぎやま氏。「東京都交響楽団とのコンビも、かなり良くなってきているので、絶対にいいコンサートになりますよ」と自信を見せていた。
 また今回の『VIII』の作曲に際しての裏話をいくつか聞く事ができた。「『ドラゴンクエスト』に関わって、すでに7作品作ってきて、やり尽くしてしまたので、『VIII』で新しい曲を作るのは大丈夫かと思っていたんです。しかし開発中のゲームを見せてもらって、今回3Dとなって広がった世界、心を打つ演出を見たことによって、触発され様々な曲作りを行なうことができました。」と振り返る。「特に草原を行くときの『広い世界へ』は地平線の向こうまで広がる世界を見て作ったし、地中に埋もれた船を蘇らせるシーンで流れる『海の記憶』は、ゲームのドラマシーンで27.5秒後に船が地上へ現れるという時間に合わせて曲を盛り上げて作ったんですよ。」と話していた。

 時間が迫り、いよいよ開演に近づいた時の心境として、すぎやま氏は「リハーサルを充分に行い、準備も万端にしたけど、肉体的にはぐったりしてきている。しかし本番に向けて、今テンションは50くらいまで高まってますよ」と茶目っ気のあるコメント。
 「では本番では100ですか?」の質問には、「いいや、そこまで高めてピンク色になってしまうと、指揮が乱暴になってしまうので、これくらいが丁度いいんです」と話し、本番に向かっていった。

 コンサートでは、シリーズ通してのオープニング曲「序曲」から始まり、エンディング曲「空と海と大地」までの21曲を東京都交響楽団によって演奏が行なわれた。さらにアンコールとして『ドラゴンクエストIII』の曲であり、『VIII』でも挿入された「大空を飛ぶ」と、再び「序曲」の演奏でコンサートは幕となった。

 ゲーム中でもオーケストラの曲を聞くことができる『VIII』であるが、コンサートでは「聞く」というより、ゲームの楽曲に「包まれる」という感覚を楽しむことができた。終演の挨拶としてお辞儀をする、すぎやま氏と東京都交響楽団のメンバーに向かって、観客全員からの拍手は、全てのメンバーがステージから立ち去るまで、鳴り止むことはなかった。

 ちなみに今回のコンサートは、チケット発売初日に完売という大人気であった。同じメンバーによる『ドラゴンクエストVIII 空と海と呪われし姫君』のコンサートは、9月25日(日)、札幌コンサートホール Kitaraホールで開催される。
 ゲームで味わった感動を、再び生の感動として聞きたい方は、ぜひ会場に足を向けてみてはいかがだろうか。