韓国ゲーム事情  
「なんだかゲームがつまらない」ゲーム不感症が蔓延の兆し
2007.09.26
ゲーム朝鮮
 
 
 「なんだか分からないけど、数ヶ月前からゲームに対する興味と楽しさを感じられません。私は、毎日のように長時間ゲームをするマニアではありませんが、ゲームが大好きでした。しかし、この頃はゲームをプレイすることがシンドイと感じてしまいます。周りの友達も同じようなことを言ってます。」 ゲームに対しての興味と楽しさを感じられないというキム君は、自分を「ゲーム不感症」ではないかと疑っている。

 「ゲーム不感症」とは、90年代にゲーム雑誌を通じてできた造語。医学書籍にはもちろん書かれてない言葉。ゲームを過多にプレイするハードコアゲーマーたちが、突然ゲームに対する興味を感じられなくなる症状を指している。

 元々は多数の家庭用ゲームをプレイするハードコアゲーマーだけに現れるという症状が、ここ最近は、一般のゲーマーにも広がっているとのことだ。
「ゲーム不感症」を経験したことがあるハードコアゲーマーたちや、ゲーム開発者たちは、このような症状の原因のひとつとして、目新しいゲームがない状況を挙げている。
  またほかの意見として、オンラインゲームの場合、中毒性が強いタイトルを長時間プレイする時は、ハッキングを行っていることが原因としている。
  さらに家庭用ゲームの場合は、ゲーム機の改造や、無断でソフトウェアのデータを配布し、ダウンロードしてプレイすることが、不感症の原因であるらしい。

 中毒性が強いオンラインゲームの場合、オンラインゲームの中毒にはなっていないが、長時間プレイしたゲーマーたちのほとんどは、「ゲーム不感症」を経験するようになる。

 ハッキングソフトは、通常長い時間をかける経験値稼ぎを、手軽に短時間で行うことができる。こつこつとレベルを上げ、キャラクタを成長させるというオンラインゲーム本来のを楽しみを感じられなくなるだけでなく、オンラインゲームの全体的なゲームバランスが崩れる結果に繋がる。その結果、自分だけではなく他のゲーマーたちの楽しさをも、低下させる原因になる。

 家庭用ゲームの場合は、ゲーム機の改造及びソフトウェアのハッキングが大きな問題。ゲーマーたちは違法にも関わらず、無料でゲームをダウンロードして、楽しむことで満足感を得、違法改造の誘惑を拒むことができない状態である。

 改造及びソフトウェアハッキングを使って、Web上で公開されているゲームソフトをダウンロードしてゲームを楽しむゲーマーのほとんどは、ダウンロードした多数のタイトルをきちんと楽しむことをしない。最初の部分だけ軽くプレイするだけに留まることがほとんど。次々にプレイせずに増えていくゲームを見ながら、結局興味まで失ってしまう。これらに起因するということが、ゲーム専門家たちの意見である。

 ゲーム開発者協会会長 キム・クァンサム氏は「ゲーマーたちの場合、ゲームを一つずつ、自分が楽しみたいタイトルを純粋な意味で遊ぶことに対するモラルを広める必要がある。ストレスを解消するために楽しんだはずのゲームから、逆にストレスを受ける状況に置かれないためにも、自らの意識を変える必要がある」とコメントした。
  また、「ゲーム開発者たちもハッキングなどを行う不正ユーザーの責任に転嫁するだけでなく、同じようなゲームではなく、ゲーム本来の楽しさを追求したゲームを開発しなければならない。これを肝に銘じて開発に当たってほしい」と付け加えた。


※本稿は、韓国のメディア「ゲーム朝鮮」に掲載された記事を翻訳したものです。
 
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