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Googleストリートビューを用いた悪趣味なFPS 話題になるも中止に
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2011.12.16 |
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現実と同じ街を歩きながら、通行人や建物に向けて自動小銃をぶっぱなす……Googleマップのストリートビューを用いた、ぶっそうなプロジェクトが、Googleのお達しで中止となった。
『Google Shoot View』と呼ばれるこのプロジェクトは、オランダのクリエイティブエージェンシー“Pool Worldwide”が製作したもの。あたかも現地にいるかのように、360度パノラマ視点で世界中の風景を楽しめるGoogleストリートビューを利用し、画面右下にはアサルトライフルを表示して、一人称視点のシューティング風に仕立て上げている。ただし、標的は画像なので銃弾を受けた通行人が死ぬわけではない。
ゲームというよりは一発アイデアに近いのだが、稼働スタートしてから瞬く間に話題となり、ピーク時には毎分3,000人がアクセス。同エージェンシーのサーバーがクラッシュするほどだったという。だが一方で、「丸腰の一般人への発砲を当たり前と思わせる悪趣味なアイデア」と批判の嵐も巻き起こった。シリコンバレーの業界紙“VentureBeat”は、「本物の通行人や名所がはっきり写されており身の毛がよだつ」と紹介している。
こうした騒ぎを見てのことだろうか、Googleは開発元に「利用規約を違反しています」と通達。ストリートビューAPIの利用権を取り上げたことから、ウェブサイトは撤去に追い込まれた。12月9日(金)から週明けの12日(月)までと、短命のプロジェクトに終わってしまったことになる。
無差別殺人の報道が珍しくない今日、話題を振りまいてあっという間に消えていったお騒がせプロジェクト。「開発元はこれで何をやろうとしていたんだ?」と、疑問の声だけが今はネットにこだましている。
(中島理彦) |