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ゲームの値段に見合ったプレイ時間は保証されるべきか?
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2011.12.02 |
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値段は高いのにクリアまでにあまり時間がかからないゲームが増えていることを、あなたはどう思うだろうか? ブログメディア“Destructoid”では「ゲームの値段に見合ったプレイ時間は保証されるべき?」というテーマでディベート企画が催された。イエスとノーの立場をとる二者の主張を読んだあとで、読者が賛同するほうに投票するという仕組みだ。
★「プレイ時間は保証されるべき」というダニエル・スターキー氏の主張
50〜60ドルもするのに、5〜8時間でクリアできてしまうゲームが増えている。月に1〜2本の新作しか買えない人の身にもなってくれ。1日以上は遊べるようにすべきだ。プレイ時間と、何度でも遊べる再プレイ性、マルチプレイといった要素をかんがみて、ゲームの値段は決められるべきだ。
50ドルもしたのに、クリアまでに6時間しかかからなかった『Portal 2』。一方『Fallout 3』は、PC向けのコレクターズ版とXbox 360版、それにDLCも購入しているから200ドルは注いだことになるが、300時間以上もプレイしているから元は十分にとれている。もちろんゲーム内容も満足のいくものだった。
ゲームに求めるものは人によってもちろん違うから、こうしてみたらどうだろう。平均プレイ時間に応じてゲームの値段を設定したうえで、例えば『Call of Duty』のシングルプレイだけをやりたい人に向けて、マルチプレイをとっぱらったバージョンを15ドルで売るのだ。これならゲームを買う人は増えるだろうし、値段は高いのにプレイ時間は短い今の状況に不満を抱く人も減るにちがいない。
★「プレイ時間を保証しなくてもよい」というアイセイ・アイセイ氏の主張
若いときは時間があったのでゲームに長く没頭できたけれど、今は他にやらなければならないことも多いから、短くても濃密なプレイが楽しめるほうがいい。そういうゲームの開発は、決してコスト安ですまないことも承知している。
ゲームを評価するうえで、プレイ時間はあくまでひとつの目安にしかならない。無制限に遊ぶことを前提とした『The Elders Scrolls V: Skyrim』やマルチプレイを売りにしたゲームは別として、長時間のゲームは買うのを躊躇してしまう。なかにはプレイ時間を引き延ばすために、よけいな労苦を強いるゲームまであるだろうし。
50ドルの『Portal 2』を私は8時間でクリアしたけれど、「1時間あたり7.5ドル」と換算するのは、ゲームの市場価値をはかる手段として公平だろうか? どれだけ楽しませてくれたかで本当は評価すべきなんじゃないか?
……さて投票結果はというと、この原稿を書いている時点でイエスが52%、ノーは47%と、イエスのほうがやや優勢になっている。筆者個人はゲームを遊ぶ時間が限られていることもあって、どちらかというと後者の立場なのだが、みなさんはどうだろうか?
(中島理彦) |