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『Skyrim』の大ヒットで業界に流布する4つの通説は間違い!?
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2011.12.01 |
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海外で絶賛を浴びているBethesda SoftworksのファンタジーRPG『The Elder Scrolls V: Skyrim』(日本では12月8日(木)に発売)。その大ヒットを踏まえ、ブログメディア“Destructoid”の名物記者ジム・スターリング氏は、しばらく前からゲーム業界に流布していた通説は間違っていたと言い切っている。
同社の発表によれば、『Skyrim』は11月11日(金)の発売時に700万本を出荷し、48時間後には販売本数が350万本を突破。売上は4億5千万ドルに達するものと見られている(北米とヨーロッパ、並びにオーストラリアの統計)。この大ヒットを掲げて、スターリング記者は以下の通説を槍玉に挙げた。
★通説その1:「シングルプレイのゲームは滅びる」
これはInfogramesの元社長フィル・ハリソン氏の言葉。ゲーム会社のトップはかねてから、「マルチプレイモードを搭載していないとゲームは売れない」と口にし、その言葉を反映してマルチプレイを無理やりねじこんだようなタイトルがリリースされていた。だが『Skyrim』の大ヒットにより、シングルプレイだけでもゲームは売れることが証明された。
★通説その2:「これからはDLC(ダウンロードコンテンツ)の時代」
「フルパッケージの製品」から「サービス」へとゲームの概念が移り変わりつつある今日、本編発売後に追加コンテンツを売る方式が定着している。『Skyrim』でも過去作と同様、DLCはリリースされるだろうが、本編だけでも十二分に楽しめる仕上がりだ。一部のタイトルのように、プレイヤーが必要に迫られてしぶしぶDLCを購入するという本末転倒なことにはならない。
★通説その3:「これからはオンラインパスの時代」
中古対策などのために最近多くのゲームに導入されているオンラインパスだが、『Skyrim』には導入されていない。ゲームを所有し続けたい大勢のファンにより、本作は支えられている。
★通説その4:「『Call of Duty』みたいなゲームでないとヒットしない」
Electronic Artsは『Battlefield 3』をヒットさせるために、『Call of Duty』シリーズみたいなゲームに仕立て上げた。でも、『Skyrim』のように独自の色をもつゲームだって、立派にヒットに結びつけることはできるのだ。
といった具合に、通説を次々とやりこめて快哉の雄叫びをあげるスターリング記者。『Skyrim』だけをもって、業界の通説は間違っていたと主張することに疑問を抱く向きもあるかもしれないが、業界の風潮に歯ぎしりしていたコアゲーマーにとって、本作の大ヒットは胸をすく出来事だったのはたしかだろう。
(中島理彦) |