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ティーンの世代が職に就けないのはゲームのせいではない
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2011.10.21 |
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若者が職につけないのはビデオゲームに夢中になっているからだ、という声があるとしたら、それは間違っている。
アメリカではなおも続く景気不安により、ティーンの世代の雇用はかつてないほど低下している。この世代が仕事につけないのは、低収入の仕事を成人に奪われているからだという実態が明らかになった。
2007年以降、16-17歳の雇用率は23%から15%にまでダウン。アメリカ全体の失業率が9.1%であるのに対し、同年齢層の失業率は30%にものぼっている。米連邦準備制度理事会でリサーチスタッフを務める経済専門家のクリストファー・L・スミス氏は、大学への進学準備と夏期講習に割く時間が同世代で増えているが、失業を引き起こす、もっと重要な要因があるとしている。
それは、コンピュータ化・オートメーション化によるコスト削減で、教育程度の低い成人労働者が、今までティーンエイジャーが行っていた飲食店などの仕事につくようになっているため。そうした成人労働者は1995年から2010年にかけて500万人増加しているという。
さらに興味深いのは、ビデオゲームに若者が費やす時間に関する分析。ゲームを遊ぶ時間は1日平均1時間で、2003年からごくわずか増えたにすぎない。とくにPS3/Wii/Xbox 360が発売された2005年から翌年にかけては、ゲーム機がまだ高価なのとタイトルが出そろっていないことから、ゲームを遊ぶ時間はむしろ減少しているという。
また、就業・失業中の男性がゲームを遊ぶ時間について見てみると、両者の差は、就労に向けた活動時間の差を説明できるほど大きくはない。例えば、15-17歳の男性の場合、失業者は就業者に比べてゲームを遊ぶ時間が学校の授業日1日につき25分長いが、これは就労に向けた活動時間の差の30%にすぎないということだ。
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