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下品な言葉づかいは攻撃的な性格を生み出すのか?
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2011.10.19 |
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テレビやゲームで用いられる下品な言葉づかいは、子供たちの攻撃的な行動の原因になりえるという研究結果が、学術誌「Pediatrics」に掲載された。
この研究を行ったのは、米ユタ州・ブリガムヤング大学の研究チーム。米国中西部の中等学校に通う、223人の子供たちから集めたデータを分析した。同大学のサラ・コイン教授によれば、「下品な言葉づかいに接する」→「それを受け入れて自分でも用いる」→「肉体的・間接的な攻撃性が高まる」という連鎖反応が、統計モデルにより示されたそうだ。「全体としては穏やかな影響です。逆の連鎖反応もチェックしましたが、最初に述べた連鎖反応のほうが統計的にずっと適合していました」と教授は言っている。
このことから、下品な言葉づかいに接することは、その先の段階の“踏み石”になるのだと続ける教授。「映画で下品な言葉づかいを耳にしたからといって、すぐ銃を乱射するわけではありません。でも、子供が下品な言葉を耳にし、自分で試すことは、攻撃的な態度に移行する発端となる可能性があります」
そうはいっても、言葉づかいを単に取り上げることで、攻撃性が高まる本当の原因を押さえたことになるのかどうか? 子供の育った家庭的・社会的環境を見ることを忘れてはいないか? 上の研究を紹介した“Game Politics”にはそんな疑問の声も寄せられており、この手のテーマはまだまだ追求の余地があることをうかがわせている。
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