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携帯ゲーム機の未来に懐疑的な海外のゲーム開発者たち
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2011.08.19 |
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発売から半年を待たずして大幅値下げが決行されたニンテンドー3DSと、年末に発売が予定されているPlayStation Vita。モバイル/ソーシャルゲームの台頭でゲーム市場の様相が大きく変化しているいま、これらの携帯ゲーム機の未来を予測することが難しくなっている。
そんな折、『Far Cry』『Crysis』シリーズなどの開発を手がけているCrytek社のAvni Yerli氏は、“gamesindustry.biz”のインタビューで「携帯ゲーム機は多機能のタブレット端末に押されている」と述べ、PS Vita向けのタイトル開発に、ただちに取り組む方針ではないことを明らかにした。
「タブレット端末は多機能であることが大きなアドバンテージ。1つのモバイルデバイスでいろいろなことができるのが求められている。そう考えると携帯ゲーム機は物足りなく、敗色は濃くなっている。対抗するにはもっと革新的でなければならない」と語るYerli氏。
さらに、開発チームは新技術を試したがってはいるけれど、その新技術が会社のビジネス戦略と合致するかどうかも見極めなければならない、とも述べている。
似たような意見は前日にも、Heavy Iron Studiosのスタッフから発せられた。こちらはさらに激しいトーンで、iOSやAndroidの端末が多くの機能を提供しているいま、携帯ゲーム機については「もはや市場が存在するかどうかわからない。ゲームしかできないデバイスを売る理由が見当たらない」「消費者の意志ははっきりしている。技術のパラダイムシフトでも起きない限り、後戻りはできない」と断じている。
もちろん、携帯ゲーム機の側でも、ソーシャル機能などさまざまな新機軸が盛りこまれつつある(例えばPS Vitaには、「Facebook」「foursquare」「Skype」「Twitter」といった専用アプリが無料提供される)。上に紹介したように、一部の開発者は懐疑的な態度を示し、すでに見切りをつけている人さえいるわけだが、もし携帯ゲーム機がタブレットに押されているのであれば、これからどう巻き返しをはかるかに注目したいところだ。
(中島理彦)
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