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『DDR』の世界記録保持者は聖職者 ゲームを通じて説教
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2010.08.18 |
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教会でのお説教や貧しい人への施しなど、神の教えを伝え広めるにはさまざまなやり方があるのだろうけれど、米ノースカロライナ州に住む27歳の青年・Sterling Franklinさんの場合はちょっと変わっている。布教活動に使うのは、音楽ゲーム『ダンスダンスレボリューション(DDR)』なのだ。
地元ニュースサイト“Cary News”が紹介したところによると、FranklinさんはDDRが大の得意で、ギネスにも載ったことがある世界記録の持ち主。2,200ドルもする2人プレイ用のアーケード筐体を所有し、両親宅のガレージに置いて日々訓練をつんでいる。
まさにDDRの達人といえる彼だが、実はとても信仰深い人でもあって、れっきとした聖職者の資格の持ち主だそうな。教会の催しが開かれると、ステージの上にDDRのマットを敷いて、汗だくでプレイする(YouTubeの動画を見ると、矢継ぎ早に繰り出される足の動きに圧倒させられるだろう)。
そしてゲームを通じ、「人間は完ぺきではないけれど高みを目指すべき」「神はいつも私たちを見てるのだから、常にベストを尽くしましょう!」などと説教。そんなところから“踊る牧師”と呼ばれるようになった。
これが風変わりな布教であることは百も承知。普通のお説教もしたいけれど、布教とゲームが両方こなせる今のポジションはけっこう気に入っているようだ。「キリスト教徒の中には、踊りは信仰の道から外れるからよくないという人もいる。でも、旧約聖書に出てくるダビデだって神の前で踊ったんだから、悪いこととは思いませんよ」と本人。
ちなみに、Franklinさんは子供の頃からゲーム好きだったわけでなく、DDRに出会ったのは21歳のとき。友達にすすめられてやってみたら散々な成績だったのが悔しくて、アーケードに通って修練を積んだ。負けず嫌いで完全主義者の性格は、信仰とゲームの両方に生かされているらしい。
まだ独身のため、自分の教会は与えられていないという彼。“信仰深くてゲーム好き”という条件を満たす伴侶を見つけるのは、なかなか難しいようだ。
(中島理彦)
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