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PCとXboxの障壁をなくそうとしたプロジェクト その結果は!?
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2010.07.26 |
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PCとXboxの障壁をなくそうとしたら、PCユーザーのほうが圧倒的に有利だった。そのため障壁は取り払われず、PCゲームの凋落が始まった――。
この衝撃発言を放ったのは、PCメーカー“VoodooPC”の創設者で、現在はHewlett-Packard社の最高技術責任者を務めるRahul Sood氏。「信頼できる筋からの情報」として氏がブログに記した話によると、この計画はマイクロソフトで以前に進められていたもの。PCゲーマーとXboxゲーマーの橋渡しをするべく、『Unreal』『Gears of War』シリーズなどで、ネット環境を通して両者の交流や対戦をできるようにしようとしていたとか。
ところが、実際に対戦をさせてみると、腕のいいコンシューマ機ゲーマーでさえ、並みのPCゲーマーの手でコテンパンに打ち負かされてしまった。キーボードとマウスのほうが、コントローラよりも正確にゲームを操作できたかららしい。
もし計画がこのまま実行されていたら、Xboxチームはさぞや恥ずかしい思いをしたことだろう。ひょっとして中止になったのはそのため?――そうSood氏は問いかけたうえで、計画が実行されていたらどうなっていたかに思いをめぐらしている。
きっと、ゲームメーカーは今でもPC向けのゲーム開発を重視していただろうし、PCの豊かな環境でプレイしたいとゲーマーも思っていただろう。そして、かつての“PC→コンシューマ機”の流れは生き続けただろう。
また、ユーザーは「最高のプラットフォームを所有したい」という気持ちを持ち続けただろうし、PCの市場規模の大きさから、マイクロソフトはハードウェアビジネスから離れて、中核となるソフトウェアビジネスに専念しただろう。そして、最終的にはXboxをPCに統合することだってできたかもしれない……。
こうした氏の発言に対する反響は大きく、「その通り! もっとPC向けにゲームを作るべき」「いや、PCの優位を誇張しすぎだろう」など、さまざまな意見が寄せられている。いずれにせよ、“PCゲームの凋落は自然に起きたのではなく、マイクロソフトの戦略に原因があった”という指摘が本当なら、PCゲーマーの心中は穏やかではないはずだ。
(中島理彦)
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