 |
 |
コンロトーラがブルブルする振動機能はすでに“時代遅れの代物”
|
2010.07.09 |
|
コントローラは今日もあなたの手元で、ブルブルしてるだろうか? この振動機能、“Kinect”の開発者によれば“時代遅れの代物”だという。
発言の主は、Microsoft Game Studiosのゼネラル・マネージャー、Kudo Tsunoda氏。身振りや手振り、音声だけでゲームを遊べる新インターフェースの開発に携わっている彼は、“Edge”のインタビューで、コントローラの振動機能を徹底的にこきおろした。
Kinectの開発に関わるようになって最初のうち、Tsunoda氏も触覚によるフィードバックを得られないことに不安をおぼえていたそうだ。だがそのうち、視覚・聴覚だけでも相当なことができると確信するようになったという。
「ゲームの中で乗り物がクラッシュしたときに、こーんな風に体を大きく横にずらす人って多いんだよね! コントローラを使うときも、いかにもクルマを運転しているような仕草をする人がいる。みんな体を動かしたいんだよ。自然な反応だ。でも、振動機能でそんなことをやってる人を見たことがない。これは視覚と聴覚からくるものなんだ」
さらに振動機能への批判は続く。
「僕らも思い知ったことだけど、触覚型フィードバックとして、振動は実に未発達な代物だよ。自分と世界との相互交流をあれで何もかも表現できるわけないだろう? 足のつま先をブスッと刺されたときに、手がブルッと震えるのって変じゃないか」
「振動機能を後生大事にする風潮には笑ってしまう。制約の多い手持ちタイプの技術で可能だったことを、僕らはとうに追い越してしまった。制約がクリエイティブに払いのけられているんだ」
たしかに、振動機能はだいぶ長いこと用いられてきた技術で、そろそろ見直しを迫られているのかもしれない。上の発言はかなり的を射ているのだが、そうはいっても、Wiiリモコンのように、直感的なインターフェースを補強するために残っている例もある。完全に用無しとみなしてしまっていいのか、気になるところだ。
(中島理彦)
|