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作ってるのは映画なのか、それともゲームなのか?映画「CUBE」のお話
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2010.05.14 |
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90年代後半に日本でもカルト的人気を集めた映画「CUBE」を覚えている人はおられるだろうか? 同作の監督、ヴィンチェンゾ・ナタリ氏は、この作品のゲーム化に強い意欲を示していることがわかった。
「CUBE」は1997年に作られたカナダの映画。物語の舞台は、立方体の区画が延々と続く謎の異空間だ。ここにある日突然、数人の男女が放り込まれ、死のワナが待ち受ける区画で恐怖を味わいながら、必死に出口を探す。低予算ながら、異色の設定と緊迫感に満ちた演出でカルト的人気を獲得し、続編も2作品作られた。おそらくゲームクリエイターの中にも、同作に影響を受けた人は多いはず。
先日、MTVの公式ブログ“Multiplayer”が報じたところによると、ナタリ監督は、アメリカで6月に公開される新作映画「Splice」に関するインタビューで、「CUBE」シリーズの新作を作る気はないのかという質問を受けた。このときの監督の答えは、意外なものだった。
「実は、「CUBE」のゲームをぜひ作りたいんだよ」
さらに監督は続ける。「脚本をパートナーのアンドレ(・ビジェリック)と一緒に書いていた当時、“俺たちが作ってるのは映画なのか、それともゲームなのか?”なんて話し合ってた。これまで誰も、ゲーム化を試みなかったのが驚きでね。すごくやりたいんだ。「CUBE」の世界に戻るなら、そうやって戻りたい」――いやあ、なんて頼もしいお言葉。映像クリエイターで、ここまでゲーム化に真剣な意欲を示す人は珍しいのでは?
しかも、監督はゲーム化の権利を一部所有しているというから、興味を示すゲームメーカーがあれば、実現までの道は遠くないはず。「ゲームデザイナーは電話をください」と目を輝かせながら語っているので、ぜひ優秀な人に名乗りをあげてほしいところ。ゲームが出たら買いますから。
(中島理彦)
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