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FPS愛好者は、マルチタスク処理や頭の切り替えは早いと言う研究結果 |
2010.04.30 |
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世間から「ゲームが暴力的だ」とかなんとか言われて、肩身のせまい思いをしているかもしれないFPS(一人称視点シューティング)愛好者たち。しかし、オランダの大学で行われた研究によると、彼らは頭の切り替えが早いという長所があるようだ。
ニュースサイト“GamePolitics”や英国のタブロイド紙“The Sun”が伝えたところによると、この研究は、同国のアムステルダム大学とレイデン大学が共同で行ったもの。学生やゲーム系の掲示板ユーザーの中から、34人の若い男性が被験者として選ばれ、PC画面に表示される図形を見ながら、キーを押すテストを受けた。
被験者のうち、半数はゲーマーで、残りの半数は非ゲーマー。ゲーマーは半年以上にわたってゲームを週に4回以上プレイしていた人たちで、『Call of Duty: Modern Warfare』『Unreal Tournament』『Battlefield』シリーズや、『Grand Theft Auto IV』などに親しんでいた。
そして研究の結果、ゲーマーは非ゲーマーに比べて、視覚・聴覚的な刺激に素早く対応し、同時に複数の作業をこなすのが得意である傾向が見られた。しかもこの傾向は、年齢や知能指数より、FPSのプレイ経験に根ざしていたという。
以上から、FPS愛好者は、メールのチェックや電話の応対など、めまぐるしい作業に追われる現代生活に向いていると考えられる。研究を行った心理学者のLorenza Colzato博士は、上の結果を踏まえて「暴力ゲームが好きだからといって反社会的な行動につながるとは限らない。親は子供がビデオゲームをプレイするのを恐れるべきではない」と語っている。
なお面白いことに、作業の正確さに着目すると、ゲーマーは非ゲーマーより、やや劣る傾向が見られたとのこと。ゲーム中でヘッドショットが得意でも、仕事が正確とは限らないということか。
(中島理彦)
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