不倫騒動によって評判は地の底に落ちたが、ツアーへの復帰を目指しているタイガー・ウッズ。しかし、そんな彼をせせら笑うかのように、過激アニメ「サウスパーク」では先日、浮気の発覚を茶化したシーンが放映された。
シーズン14の第1話に盛り込まれたそのシーンは、昨年報道で伝えられた発覚現場をそのまま再現するという、なんとも身もフタもない内容。携帯メールをきっかけに浮気を知った夫人は、怒りに駆られて夫を追いかけ回す。あわてたウッズは車に乗って逃走するが、道端で衝突事故を起こしてしまい、ゴルフクラブを構えた夫人から身を守ろうとする……。
ところが、実はこれはすべてゲームの1シーン。主人公の少年たちはゲームショップで、ウッズの名を冠した新作ゲーム『Tiger Woods PGA Tour 11』(実際にリリース間近の新作と同じタイトルだが、もちろん別物)を、一心不乱にプレイしていたのだった。
同アニメのファンは大いに楽しんだようだが、同シーンは、ウッズのゴルフゲームをこれまでリリースし続け、不倫騒動の最中も本人を擁護してきたElectronic Arts社を刺激してしまった――とのウワサが流れた。
ニュースサイト“Daily Informer”によると、情報をもたらした人物は「アニメ放映直後、上層部にこの件が伝わり、EA Sports事業部長のピーター・ムーア氏も知ることとなった。個人的には面白いシーンだったけれど、著作権侵害が起きているのは確かなので行動を起こすだろう」と語ったとのこと。
しかし、これは単なるウワサにとどまったようだ。後日、EA Sportsの担当者はツイッターで「訴訟報道は誤り」とコメントしているし、ニュースサイト“Joystiq”がEAに真偽を尋ねたところ、やはり「ナンセンス!」と一蹴されたという。
そんなわけで、EA側はアニメのシーンをまったく意に介さない模様だが、ウッズ本人の受難は、この分だとまだ続くのかもしれない。
(中島理彦)
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