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「モーションコントローラが乱立しても消費者は混乱するだけ」とP・モリニュー氏 |
2010.03.17 |
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モーションコントロールがWiiの独占だった時代は、じきに終わろうとしている。先日行われた米Game Developers Conference(GDC)で、PS3向けの“PlayStation Move”が正式に披露されたほか、今年の年末商戦に向けて、Xbox 360向けの“Project Natal”がリリースされるためだ。
そんな中、伝説的ゲームクリエイターのピーター・モリニュー氏は、“Eurogamer”のインタビューで、モーションコントロールを用いたゲーム開発の未来について語った。
昨年のE3で“Natal”のプレゼンに参加し、話題をかっさらったモリニュー氏。そんな同氏は、今回の“Move”の発表にはあまり驚かなかったらしい。それどころか、「Wiiを卒業してPS3に移行する素晴らしい機会」と語るSCEの意気込みにも疑問を抱いているようだ。
「開発者として、新しいモーションコントローラをいじってみたいという気持ちはあるよ。でも消費者の立場に立てば、今の状況には混乱するだけだ。Wiiには“MotionPlus”があって、今度は“Move”だろ。まるで軍事競争だよ」
ただし、“Move”の認識精度の正確さには一目置いており、「カジュアル市場より、ややコア向けのデバイスかもしれない」との見方を示している。
また、現在、同氏が『Fable 3』開発とともに力を注いでいると見られる“Natal”の展開については、「全てはソフト開発者しだい」と語り、モーションコントロールによってゲーム開発は大きく変わると予想。「みんなヒヤヒヤしてるよ。GDCで大勢の開発者に会ったけれど、途方に暮れた顔をしてる。今まで培ったゲーム開発のノウハウを放棄して、一からやり直さなければならないからね」
そのため、モリニュー氏も、キラータイトルがすぐに現われるとは思っていないようだ。「第一波は期待ほどではないと思う。ハードウェアはみんなそうなんだけど、面白くなるのは第二波から」と予想している。
さて、モーションコントローラの顔ぶれが全て出そろう近い将来、ゲーム市場の地図はどのように塗り替えられるのか。それとも、ほとんど変わらないのだろうか?
(中島理彦)
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