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暴力ゲーム禁止なのに影響があるって… 豪で起きた子供のナイフ事件 |
2010.02.19 |
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オーストラリアのブリスベーン市では先日、学校内で12歳の少年が13歳の少年にナイフで刺されて死亡するという痛ましい事件があった。これに関連して、「子供のナイフ事件の増加はゲームの影響によるものだ」と発言する人物がいる。
こう発言したのは、同国でホームレスの子供たちを支援する団体を運営しているLes Twentyman氏。“ABC News”が報じたところによると、同氏は若者の暴力に関する政府の審問会で、「ゲームによって、ティーンエイジャーは暴力に対して無感覚になります。ナイフを携行し、危険を感じたときに使用する事件が起きやすくなるのです」と語った。
「普通なら、ケンカは一対一で行われて野次馬が集まり、一方が倒れたら決着がつくもの。でも今日は、青少年が暴力的な娯楽をたくさん吸収しているために話は違ってきています。現実的な感覚を見失い、無感覚になっています」とTwentyman氏。
また、同氏によれば、ナイフの携行は子供の間に伝染し、携帯電話と同じように当たり前になっていると警告。ところが、当の政府は、「ナイフ事件は昨年より増えているが、年々確実に増加している兆候は見られない」として、それほど深刻視はしていないようだ。
それにしても気になるのは、オーストラリアはもともと暴力描写を含むゲームへの規制が厳しく、多くのタイトルが発売禁止になった国だということ。最近は、「18歳以上」のレーティングを導入して成人向けのゲームを販売可能にするかどうかで揉めているところ。そんな国で、暴力ゲームの影響は果たしてどれほどのものなのか? ニュースサイト“Destructoid”は、「むしろ、暴力ゲームを発売禁止にしたからナイフ事件が増えたと言ったら?」と揶揄している。
(中島理彦)
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