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海外記者はどう見る?「FF XIIIで気に入った10項目」 |
2010.02.05 |
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アメリカでは来月発売される『ファイナルファンタジーXIII』。日本ではその内容について巷で賛否両論あるようだが、日本語バージョンをプレイしたニュースサイト“Destructoid”のDale North記者は、本作の良い点をわかりやすくまとめている。
本作を60時間かけてクリアしたNorth記者は、『FF VI』と同じくらい本作が気に入っているそうで、とくに、以下の10項目を評価しているという。
1.カットシーン
『FF』はやっぱりこれがなくては。HDともなればなおさら。「『FF』はカットシーンが多すぎる」という批判はここでは当てはまらない。短いシーンを散りばめてゲーム内容にメリハリを与えている。もちろん映画的なシーンも息を呑む仕上がり。カットシーンの扱い方に、自制と技巧の両方を見た。
2.戦闘の間に回復の手間なし
本作では、各々の戦闘スタート時にHPは全快する。『FF』シリーズがこれまでずっと必要としていた仕様で、本作でもいい方向に作用している。ゲームのテンポが良くなり、没入しやすくなった。60時間を単調な作業に費やさずにすんだのはありがたいことだ。
3.音楽
浜渦正志氏の手がけた音楽は、『FF』シリーズ最高の出来。ダークで神秘的な曲から、クレージーでアップビートな曲まで、ゲームに登場する世界の多彩な雰囲気を定着させている。菅原紗由理の歌うテーマ曲もゲームにピッタリ。北米版では違う歌に替えられてしまうのが残念だ。
4.成長システム
戦闘で獲得するクリスタルポイントを消費し、クリスタリウムでキャラクタの成長の方向性を決めていくシステム。最終的にどんなキャラクタにするか、プレイヤー自身が決められるのがいい。装備品をカスタマイズする際の選択肢もほぼ無限大。素材を選んで最高の装備品を作るのは、それ自体がゲームのようだ。
5.ミッションと探索
『FF XIII』を5時間でやめてしまった人は、本作を一本道のゲームだと思ったようだが、実は続けていれば広大な世界に行き当たる。美しい景色や奇妙な生物、難しい課題が待っているMMOのような世界で、チョコボで駆け回らないといけない。オプションとなる多数のミッションもいずれも満足のいくもので、やらずにすますのはもったいない。
6.ボス戦
はじめのころのボス戦はぬるかったが、それはウォーミングアップにすぎなかった。本作のボス戦はスケールがでかく、むちゃくちゃ厳しく、そして大きな達成感が得られる内容になっている。ゲームオーバーで何度もリスタートをかけることになるし、戦法をいろいろと試す必要もあるだろう。そうやって敵を倒したときの達成感は格別だ。後半は通常の敵も中ボスなみになっていたし、ラスボス戦も壮大で美しかった。
7.過去作への言及
詳しくは明かさないが、『FF』シリーズのファンは、本作で名称やキャラクタ、のちにはミッションなどで、過去作を懐かしく思い出す機会に恵まれるだろう。本作は『FF』シリーズへの愛で満ちあふれている。
8.戦闘システム
戦闘システムは本作の真骨頂。テンポが良くてやりがいがあり、飽きさせない(序盤のトレーニングステージ以外は)。オプティマシステムと、ブレイクシステムの組み合わせにより、プレイヤーは戦闘時にあらゆる難事をつきつけられる。
9.エンディング
過去作ではエンディングが気に入らないことが多かったが、驚いたことに本作のエンディングは思慮がこもっているように感じられた。美しく、抑制のきいた終わり方で、冗長な台詞は入らない。誌的で気持ちがよく、これ以上のエンディングは他の『FF』作品では思い当たらない。
10.リプレイアビリティ
リプレイアビリティのあるRPGはそう多くはないが、本作は、ゲームをクリアした後もプレイヤーを温かく迎えてくれる。ゲームを最初からやり直す必要はなく、最初のプレイで見逃したところにもすぐさま取り掛かれるようになっている。新たなアビリティやミッション、敵も用意されている。
一時は、日本で巻き起こった賛否両論に影響されてか、海外でも発売前から否定的な声が散見された『FF XIII』だが、ここへきて、期待の声も再び高まりつつあるようだ。『FF XIII』は日本製RPGの旗頭とされるタイトルだけに、発売後の反響にもぜひ注目したい。
(中島理彦)
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