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“ビッグ3”の共存が実現し、ゲーム機のライフサイクルは延長する? |
2010.01.13 |
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Wii、PS3、Xbox 360の三つ巴の戦いが始まってから、早いものでもう3年。とくにXbox 360は発売から4年以上たっているため、そろそろ次世代の話が出てきてもいいころなのだが、どうやらそうはならないようだ。
ニュースサイト“guardian.co.uk”が報じたところによると、先週、米ラスベガス市で開催された家電展示会“CES 2010”において、マイクロソフト・Xboxプロダクトマネージメント部門でシニアディレクターを務めるDavid Hufford氏は、Xbox 360の後継となる新型機をリリースする必要はまだないとの見方を示した。
Hufford氏は、Xbox 360の現状について次のように語っている――「Xbox 360は私たちにとって、未来の長いゲーム機だということが大事だと考えています。新たなゲーム機を立ち上げる必要はありません。というのも、ソフトウェアや、“Project Natal”のようなハードウェアのアップグレードによって、現行機に新たな命を吹き込むことができるからです」。さらに同氏は、「Xbox 360は長く現役であり続けるように設計されており、今は折り返し点にきているかどうかさえ私にはわかりません」とも語っている。
上のコメントにより、Xbox 360の後継機種はしばらくは出ないことが明らかになったわけだが、ニュースを報じたJack Schofield記者は、特定のゲーム機に限らず、もっと大きな現象の一端としてとらえているようだ。
これまでのゲーム機競争では、覇者は必ず1社にしぼられていた。70年代後期から最近まで、その覇者はAtari、任天堂、SCEなどと移り変わり、敗北したメーカーは次世代に素早く移行することで、新たな土俵に先鞭をつけようとしてきた。ところが現状を見ると、任天堂、SCE、マイクロソフトの“ビッグ3”は、市場でそれぞれ存続可能な居場所を確立しているため、世代シフトの必要が生じず、ゲーム機のライフサイクルは伸びるかもしれない、というわけだ。
PS3にしても、この調子だと、かつてSCE会長だった久夛良木健氏が言ったように、本当に10年間(つまり2015年になっても)現役であり続けるかもしれない、というSchofield記者。
だがその逆に、ニュースサイト“ComputerAndVideogames.com”のように、「Project Natalがうまくいかなかったら、2年以内に“Xbox 720”がリリースされるよ。賭けたっていい」と、マイクロソフトの戦略を斜め目線でとらえているところも。ゲーム機競争の展開は、まだまだ予断を許さないのかもしれない。
(中島理彦)
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