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未発売作への期待を煽るのは×! ゲーム業界の大胆な改善策 |
2010.01.07 |
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最近は危機的なニュースばかり報じられる日本だが、難しい問題が山積しているのは海の向こうとて同じ。読者のコミュニティとの連係を重視する“Bitmob”というニュースサイトでは、ゲーム業界の改善策をまとめた読者投稿文がトップページに掲載された。
問題の所在がわかっていても、解決に向けてなかなか足を踏み出せないのが人間の性。寄稿者のAndrew Hiscock氏は、今後メディアを席巻すると言われているゲームが、本当にそうなるには、以下のリスキーな対策を講じることが必要だと記している。
★未発売のソフトへの期待をむやみに煽るのはヤメにしない?
プレビュー記事を乱発して、発売が何カ月も先になるソフトへの期待を煽ると、消費者は最新作ばかりに目がいくようになり、ゲームの売れる期間は非常に限られてしまう。店頭に並んでから初めて本格的に取り上げるようにすれば、ゲームの息は長くなるのではないか。
★ゲームはもっと安く!
ゲームに60〜70ドルの値段をつけるのはもうやめてほしい。こっちはそんな金ないんだから。年に2、3本のゲームしか買えなくなるので、自分はもう新作には手を出さないことにしている。
★総プレイ時間も短く!
1本のゲームに20時間も割ける人なんていないのだから、この際、4、5時間に限定したら? 大多数のゲームで、本当に楽しいのはそのくらいの時間のはず。ゲーム体験を最適化すればブランド強化にもつながる。
★ブランドではなくプラットフォームを育てよう
『Guitar Hero』はパッケージタイトルをリリースしすぎて、ブランドに陰りが差してしまった。良質のソフトを1本きちんと出せば、それで十分。その代わりダウンロードコンテンツ(DLC)を活用すれば、コミュニティの活気を維持できるうえ、利益率も非常に高くなる。その点、DLCのリリースによって、自身をプラットフォーム化することに成功した『Grand Theft Auto IV』はうまい。
★ゲーム内広告を活用しよう
スポーツゲームなどに限らず、ゲームはどんどんゲーム内広告を取り入れるべき。ゲーム体験を損なうものでない限り、あらゆる機会を活用していいはず。ゲームメーカーがこれにより収益を確保できれば、長期的に見てゲーマーにも恩恵をもたらすかもしれない。
★ゲーム機の世代交代は終わりにしよう
家庭用ゲーム機も最近はPCみたいになってきたことだし、このへんでPC市場にならい、明らかな世代交代はヤメにしては? 事実、最近は同じ価格帯で徐々にバージョンアップしていく傾向が見てとれる。3〜5年くらいたつと旧型は時代遅れになるだろうが、ハードをアップグレードする気にさせるキラータイトルをリリースすればいい。
★中古ゲーム市場を容認すべき
中古ゲーム市場を非難するパブリッシャや開発者の声は絶えないが、ゲームをプレイしたい人がバカ高い新作でなく、中古ゲームを買うことがなぜ悪とみなされるのだろう? ショップにも問題があって、中古ゲームの値付けで異常な利益を得ている。パブリッシャと小売店は歩み寄るべきだ。新作の利益率を上げて小売店に恩恵を与えるとともに、パブリッシャは中古ゲーム販売の売上げからも収益を確保し、中古ゲームで市場が飽和しないよう製造本数に目を配ればいいのでは?
これらの中には、ゲームの総プレイ時間の短縮化や、ゲーム機の新モデル発売など、すでに実現しかかっているものもあるが、業界にはまだ受け入れがたい策も含まれているかもしれない。みなさんはどう思われるだろうか。
(中島理彦) |