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2009年のゲーム業界で“残念”だった5つの出来事 |
2009.12.24 |
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今年も残すところあとわずか。みなさんにとってはどんな一年だっただろうか。世間的には暗いニュースが多いためか、エンタメ系ニュースサイト“UGO”も、今年のハートブレイクな出来事をいくつか取り上げている。その中で上位にあがった5つの出来事を紹介しよう。
・5位 “音ゲー”ブームが飽和点に
音楽/リズムゲームが大盛況のはずだった北米市場でも、『Guitar Hero』『Rock Band』両シリーズの頻繁なリリースがたたって、売上が半分近くまで落ちたとのこと。ビートルズの曲を収録して話題になった『The Beatles: Rock Band』も、期待されたほどのヒットにはならなかった。人気シリーズも今後はタイトル数を絞ったほうがよさそうだ。
・4位 売上はよくなかった『バイオニックコマンドー』
大予算を投じて開発されたカプコンの同作だが、売上は記録的な惨敗に。数週間前に配信されたマルチプレイデモの評価が、本製品の売上に影響してしまったと言われている。結果、開発元のGRIN社は閉鎖に追い込まれた。以前に配信された『バイオニック コマンドー マスターD復活計画』(ファミコンタイトルのリメイク作)は素晴らしい仕上がりだったので、よけいに残念。
・3位 Xbox LIVEのボイスチャットで見られた一部の人の不快な言動
Xbox 360のセールスポイントであるボイスチャットが裏目に出て、一部のプレイヤーによる人種・性差別発言や罵詈雑言が目に余るように。最近は、マイクを付けない、あるいは、フレンドとのプライベートチャットに限定しているというプレイヤーが増えているのも不思議ではない。
・2位 『Wii Motion Plus』対応ソフトの少なさ
発表から15カ月、リリースから7カ月もたっているのに、『Wii Motion Plus』の対応ソフトはいまだにわずか。サードパーティにはもっと同アタッチメント対応のソフトを出してほしい。このままでは『Wiiザッパー』の二の舞になりそうで……。
・1位 開発会社の閉鎖とレイオフが相次ぐ
1位はやっぱりこれ。不況の波が初めて訪れたころは、「ゲーム業界は景気後退の影響を受けない」という楽観的な見方もあったが、最近では、ゲームメーカーのレイオフに関する報道を耳にしない週はないといっていいほど。
6位以下も、「PCゲームで大ヒットが出なかった」「サードパーティがコア層向けに出したWiiタイトルが売れなかった」など、ため息をつきたくなるような出来事がオンパレード。さらに、期待は大きかったのに市場の反応は芳しくなかったタイトル/ハード/サービスも取り上げられている。
ただし、1位の出来事に関しては、北米のゲーム業界では今年、雇用件数が若干上昇したというニュースも入ってきている(08年は44,400人→09年は44,806人と400人近く増加)。これは、ソーシャル/オンラインゲームの分野で、開発スタジオが異例なほど数多く新設され、閉鎖分を相殺したのだとか。バッドニュースがひしめいているように見える世の中も、視点を変えれば好機が転がっているということだろうか。
(中島理彦) |