 |
 |
Project Natalにライバル出現? パナソニックとの提携で注目を浴びる新技術 |
2009.12.10 |
|
今年のゲーム業界における目玉ニュースのひとつに、マイクロソフトのProject Natalが挙げられるのはまず間違いないだろうが、そんなNatalにライバルが登場するかもしれない。ベルギーのソフトメーカー・Softkinetic社は、パナソニックと提携して、ユーザーの身振りを検知する新たなコントロール技術を開発中であることを、“VentureBeat”が報じた。
パナソニックが提供する3Dイメージセンサ・チップは、対象物に光を当てて、戻ってくるまでの時間を計測して距離を算出するTOF(Time-Of-Flight)方式を採用。カメラの前に立つ人の身振りをリアルタイムに検知することが可能で、精度を上げるため、過度な光を抑える技術も導入されている。
これに加え、Softkinetic社が開発中のソフトウェアを用いれば、開発者は、ユーザーの身振り・手振りを正確に検知するアプリケーションを容易に作成できるとのこと。応用例として、リモコンを使用せずに手振りだけで操作するテレビなどが挙げられている。
もちろんゲームへの応用例も考えられており、『Silhouette』という音楽ゲーム(画像)が以前に紹介されている。これは、画面で指示されたポーズをとりながら、次々接近してくる型抜きパネルを通り抜けるゲームだ。Softkinetic社はこのほか、Optrima社と提携して、身振りを検知する3Dカメラそのものも開発している。
これらの技術を用いたアプリケーションが出回るのは2010年後半と見られ、Project Natalとの競合も予想される。来年は、モーションコントローラをめぐる競争からますます目が離せなくなりそうだ。
(中島理彦)
|