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毒舌ライターがゲーマーに提唱する「ネガティブなレビューにはこう反撃しろ」 |
2009.11.10 |
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海外のゲームレビューは、日本に比べて辛口のトーンが多く、それだけに、読んで気分を害すゲームファンも多いようだ。お気に入りのゲームをこきおろされたら、ファンはどうしたらいいのだろう?
ニュースブログ“Destructoid”において、皮肉屋で毒舌家として鳴らしているJim Sterling記者は、こんな風にけしかけている――「間違っても“今読んだのはあくまでライター個人の意見。私は私でゲームを楽しんでるんだからいい”なんて思うな。評価が低いために、愛するゲームの息の根が止められてしまうこともあるんだ。納得いかないレビューを見たら、記事のコメント欄や掲示板で反撃し、ライターの信用を失墜させろ!」と。
具体的な方法は、以下の通り。
★「ゲームのヘタなライターが書いたレビュー」と糾弾する
ゲームはこんなに素晴らしいのだから、クオリティとは無関係なところでライターが問題を抱えていたとしか思えない。ゲームがヘタっぴなライターが書いたレビューだということにすれば、購入した自分の決断は正しかったことになる。
★「評価点システムは破綻している」と批判する
欧米ではだいぶ前から、ゲームレビューにおける評価点について疑問が噴出しているが、高得点がついていれば何も言われないのが現実。評価点システムは、お気に入りのゲームがけなされたファンにとって格好の攻撃対象なのだ。
★他の媒体のレビューと比較する
少しでも高い評価点をつけている媒体を見つけて、低い点をつけた媒体は当てにならないことにする。誰も「なぜ当てにならないの?」などツッコミを入れたりしないから大丈夫。
★同じ媒体が行った他のゲームレビューと比較する
「あんなゲームに9.5点もあげているのに、なんでこっちは低いわけ?」と疑問を投げかける。比較対象がまったく異種のゲームであろうと、あるいは別のライターが書いたレビューであろうと気にしない。
★レビューなど端から相手にしない振りをする
どんなレビューも大して重要じゃないという態度を決め込む。ただし掲示板などで、レビューのクオリティの低さを嘆き続けること。自己矛盾に陥っているけれど。
★評価点が低い→レビューの文章がひどい
ゲームに低い評価点をつけられたら、「ライターの文章がひどい。クビにするべきだ」と騒ぎ立てる。レビューそのものをレビューしてしまえ。
★「ページビューを稼ごうとしている」と非難する
「このレビューは、注目を集めてページビューを稼ぐことを目的として書かれたものだ」と言えば、ライターの信用は地に落ちる。もちろん、主張を成り立たせるために、当のレビューにコメントをたくさん寄せ、掲示板にもリンク先をのせるのをお忘れなく。
★「偏見に満ちたレビューだ」と攻撃する
「書き手はRPGがキライに違いない」とか「特定のゲーム機に肩入れしている」とでも言えばいい。誰も反証など挙げられないから。
このように、ネガティブなレビューを攻撃する数々の戦術を紹介しているSterling記者だが、なんだか読んでいるうちに、彼自身の体験の裏返しになっているような気も……。過去のレビューで、読者から同じような反発にあったのだろうか? ゲームレビューとは、かくも激しいバッシングを覚悟しながらこなす、命がけの仕事なのかもしれない。
(中島理彦)
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