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頻繁なゲームと注意力の欠如に関連が? 米アイオワ大学の研究 |
2009.10.15 |
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“集中力に欠ける”“衝動的にふるまう”“先の予測ができない”といった、一部の子供たちが抱えている問題を総称する「注意欠如障害(ADD)」。米アイオワ州立大学の研究者によれば、ゲームを頻繁にプレイすることと、このADDの間には関連性が認められるという。
この研究は、ビデオゲームと認知活動の関係を調べることを目的としたもの。同大学の研究者たちは、認知活動を“先を予測して行動する”と“反射的に応答する”の2タイプに分類して、ゲームを頻繁に(具体的には、1日に4時間以上)プレイする被験者グループと、時折プレイする被験者グループに対して、視角テストと脳波測定を行った。
この視角テストは、例えば“あか”という文字を見て、必ずしも赤とは限らない文字色を口に出して答えるという、『脳を鍛える大人のDSトレーニング』などでもおなじみのもの。
実験の結果、“反射的に応答する”認知活動については、両グループとも似たような成績を残したが、“先を予測して行動する”のほうは、ゲームを頻繁にプレイするグループの成績が著しく低く、注意が散漫になる傾向が見られた。このことから、ビデオゲームと、集中力をつかさどる脳活動の低下には何らかの関係があるとのこと。
もちろんこの実験は、ゲームをADDの原因と断定しているわけでは決してないのだが、研究者たちは次のように結論づけている。「ゲームメーカーやジャーナリスト、他の研究者たちは“アクションゲームは注意力の向上につながる”と主張しているが、今回の結果により、そうとは言い切れなくなったかもしれない」と。
(中島理彦) |