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見ましたか小島監督!?『MGS』ファンの情熱が生んだ70分の力作ムービー |
2009.10.07 |
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KONAMIの『メタルギア』シリーズは、海外でも多くの支持を得ていることは、みなさんご存じだろう。イタリアに住む映像作家の卵たちは、同シリーズを題材にアマチュア映画を製作し、無料で配信中。ゲーマーたちの人気を集めているところだ。
『Metal Gear Solid Philanthropy』と題された本作は、“『メタルギアソリッド2』のもう1つのストーリー”として位置づけられるそうで、現在配信中のパート1だけでも上映時間は70分と、かなりの力作。身柄を拘束された議員を救出する任務を負ったスネークが、2人の仲間とともにアルメニア境界に潜入し、戦慄の地獄絵図に遭遇する筋立てになっている。
9月の終わりに配信をスタートしたときには、大量のトラフィックが一気に集中してサイトが数日ダウンしてしまうほどの人気に。筆者もムービーを見たが、前半はややもたつくとはいえ、後半、敵の本拠地に潜入してからは見せ場のオンパレードで、アマチュアでもここまでできるのかと驚かされた。
製作を手がけたのは“Hive Division”という映像集団で、中心人物のGiacomo Talamini氏が本作の主演(スネーク役)・脚本・監督を兼任。15人ほどのメンバーを中核として、総勢40人以上が製作に参加した。本業をこなしながらの作業だったため、完成まで5年もの歳月を要したということだ。
スタッフのなかに映像のプロは1人もいなかったそうだが、CGによる特殊効果やロケーションはとくに目を見張るものがある。さらに驚くべきことに、製作費は1万ユーロ弱(約130万円)と、破格のローコスト。
上記リンクのサイトに設けられているFAQページでは、「ターゲットは誰?」という問いに対して、「ヒデオ・コジマ」と大胆不敵な回答が記されている。あの小島氏自身、学生時代には映像作家を志していたそうだから、本作にもきっと興味を抱いてくれるのではないか――との期待から、小島プロダクションに送って反応を待っているところだそうな。
残念ながら、現時点ではまだ日本語字幕は用意されていないが、『メタルギア』シリーズへの熱い情熱がこめられた映像は一見の価値あり。ファンはとくにチェックしてみてほしい。
(中島理彦)
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