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ゲームアイテムの名前に言いがかり?アメリカで思わぬ所から法廷騒動 |
2009.09.04 |
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ゲームの大手企業にとって、法律問題に対処することは日常の責務。だが、コレはさすがに予想外のことだったに違いない。
騒動の渦中に立たされているのは、マフィア・アクションアドベンチャー『ゴッドファーザー』と、その続編『ゴッドファーザーII』をリリースしたElectronic Arts(EA)社。これらのゲームに登場するアイテムの名称をめぐって、法廷闘争が起きていることを、ニュースサイト“GamePolitics”などが報じている。
問題になったアイテムとは、『ゴッドファーザー』に登場する“The Dillinger Tommy Gun”と、『ゴッドファーザーII』のダウンロードコンテンツに収録されている“The Modern Dillinger”という機関銃。いずれも禁酒法時代のアメリカで、大衆に人気のあったギャング“ジョン・デリンジャー”に対するオマージュから名付けられたものらしい。デリンジャーは、連続銀行強盗犯としてFBIに指名手配され、1934年、シカゴで映画館を出たところを捜査官たちに射殺された。
今年6月、EAのもとに、このデリンジャーの名前を「勝手に使用し、パブリシティ権と商標を侵害した」として、百万ドル単位の賠償金を求める通知が届いた。差出人は“ジョン・デリンジャーの異母姉妹の孫”と名乗り、インディアナ州で権利管理会社のオーナーとなっているJeffery Scalf氏という人物だ。
実はこの人物、ゲーム以外でも似たような訴訟を起こしているらしい。
“azstarnet.com”の報道によると、2007年には、デリンジャーの名を冠したアリゾナ州の恒例行事において、開催地となっているホテルを訴えたこともあるとか。とにかく、デリンジャー関連の話には鵜の目鷹の目なのである。
このままだと、『ゴッドファーザー』シリーズの販売継続も危うい、というわけで、EAはさっそく対抗措置をとった。法廷に対し、「ゲームは芸術的表現を行う作品であり、今回の件は権利侵害にはあたらないことを認めてほしい」と訴えている。米メディアも、おおむねEAの側に賛同する姿勢で一連の動きを報じているようだ。
(中島理彦)
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