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ゲーマー400人が抗議デモ! 人気ゲームのイベントを禁じた政治家たちに |
2009.07.09 |
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静かな怒りをたたえたゲーマーたちによる抗議デモ。この、日本ではちょっと想像もつかない出来事が、ドイツでは本当に起きている。
ニュースサイト“GamePolitics”は先ごろ、ドイツのカールスルーエ市でおよそ400人のゲーマーが行ったデモ行進を、YouTubeの動画とともに報じた。デモが起きたのは5月下旬だが、動画により、その規模の大きさがあらためて明らかに。海外メディアは“ようやくドイツのゲーマーたちが立ち上がった”と注目している。
事の発端は、アクションシューティング『Counter-Strike』の、公共の場における展示が、地方自治体の決定により禁止になったこと。本作は、長年ゲーマーの間で人気が高い作品だが、政治家からは“キラーゲーム”の代表のようにみなされている。この措置にともない、LANパーティなどのイベントが中止に追い込まれた。
もともとドイツは、頻発する若者の暴力事件のあおりで、暴力描写を含むゲームへの規制が厳しい国としてよく知られている。しかも、今年3月に起きた銃乱射事件の影響により、規制は一段と厳しくなっている。販売ばかりかゲーム開発も制限しようという動きが出ているほどだ。
そして、今回の措置。さすがにゲーマーたちは腹に据えかねているようで、「私たちは暴力的にはなっていない」「世代の対立を引き起こす気か」などのスローガンを掲げながら市街を練り歩いた。ただし、デモは終始穏やかな雰囲気で、破壊行為などは起きなかった模様。ネットでも、政治家たちに再考を求める署名運動が行われている。
また、抗議デモは今回だけで終わらず、きたる2009年7月25日(土)には、ケルン、カールスルーエ、ベルリンの各都市で、新たなデモ行進が予定されているという。ゲームの規制をめぐる政府と市民の対立――日本も他人事ではすまされない問題だ。
(中島理彦)
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