 |
 |
建築専門誌が選ぶ“ゲームの建築様式トップ10”、なぜかテトリスも? |
2009.06.25 |
|
やはり専門家ともなると、同じゲームを見ていても目の付け所が違ってくるらしい。英国の建築雑誌“The Architects' Journal”は、お遊び企画としてゲームに登場する建築物や、ゲーム世界の建築様式に着目し、それらのトップ10を発表した。内訳は以下の通りとなっている。
【ゲームの建築様式トップ10】
1.『World of Warcraft』(Azeroth)
2.『Sim City』(The City)
3.『Grand Theft Auto IV』(Liberty City)
4.『Halo II』(Halo)
5.『The Secret of Monkey Island』(Scumm Bar)
6.『Jet Set Willy』(The House)
7.『Second Life』(Architecture Island)
8.『テトリス』
9.『Return to Castle Wolfenstein』(Castle Wolfenstein)
10.『マリオランド』シリーズ
※括弧内はゲームの舞台や建築物の名称 |
このランキングで面白いのは、建築様式の特徴を、現実の建築物を例に挙げながら説明していること。例えば『World of Warcraft』だと、「ゴシック調の建物は、まるで幾何学的に大胆な改装をほどこしたオックスフォードの町並みのよう。一方、Blood Elfの建物(画像)は柔和かつ有機的で、ガウディの手がけたグエル公園やサグラダ・ファミリアを思わせる」といった具合。
また、『テトリス』だけ異質な存在に見えるが、同誌によれば『テトリス』は「図形の配置や回転対称について学ぶことが多いゲーム」であり、パーツの種類が限定されていることも、材料の節約に通じるのだとか。「図形のすき間の組み合わせは建築家の感性を刺激し、スロヴェニアの集合住宅などにも生かされた」とのことで、『テトリス』がいかにゲームの枠を越え、私たちの文化の一部になっているかがよくわかる。
もちろん、魅力的な建築をとりいれたゲームは他にもあるはず。例えば、ゲームニュースブログ“Kotaku”は「なんで『ICO』が入ってないの?」とツッコミを入れているほどだ。次にゲームをプレイするときは、建物の芸術性にも気を配ってみよう。
(中島理彦)
 |
| (c)2009 Blizzard Entertainment. All rights reserved. |
|