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“世界一標高の高いゲームセンター”ってどこ? 心温まる体験記 |
2009.05.21 |
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ゲームは万国共通。たとえ異国の言葉はわからなくても、ゲームを通して国際交流ができる。その証拠として、ゲームニュースサイト“Bitmob”に掲載されたLee Bradley記者の回想記事を紹介しよう。
Bradley記者は、10年前、インドのダージリン市を訪問したことがあるという。紅茶の産地として有名なこの地は、ヒマラヤ山脈のほど近く、標高2,134メートルの高地にあり、宿の部屋からはエベレスト山がおがめるほか、バルコニーの戸から雲が流れ込んでくるほどだったとか。そんな地にも、小ぶりの店やレストランに交じって、ゲームセンターが建っていた。
とはいえ、見かけはただの掘っ立て小屋。中に入っても、傷んだテーブルの上に古びたテレビとプレイステーションが並んでいるだけだったが、壁一面の棚には、初代PS向けゲームの海賊版がズラリ。店の少年に数ルピーを渡すと好きなゲームを取ってきてくれて、また、ゲームをプレイ中は、お茶を何杯もついでくれるサービスが付いていたとのこと。
このゲーム小屋で、しばらく友人とともにレースゲームやスポーツゲームを試していた記者は、次に『ストリートファイターZERO3』をチョイス。すると、今まで黙って見ていた少年の反応がにわかに活気づき、勝敗が決まるごとに歓声を送ってくれるようになった。
ボディランゲージや表情などで意思疎通をするうちに、一同はすっかり意気投合。ついに少年自身もコントローラを手に取ったが、たとえ英語はわからなくても格闘ゲームの達人だったようで、それまで友人を負かして得意になっていた記者も、たちまちこてんぱんにされてしまったとか。
異国の地で長旅の疲れを忘れ、思いがけず楽しいひとときを過ごしたBradley記者。今でも、この雲の中に建つゲーム小屋と、少年の笑顔が、記憶に強く残っているということだ。
(中島理彦)
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