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ゲームファンはレビューをしちゃダメ? 開発者の一言から大きな問いかけ |
2009.04.15 |
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ゲームを購入するにあたり、多くの人が参考にしているであろうゲームレビュー。このレビューについて、あるゲーム開発者が「ジャーナリストはファン心理でレビューをしないでほしい」と厳しいコメントを発した。
その開発者とは、人気アクションゲーム『God of War』のクリエイターであるDavid Jaffe氏。彼は、ゲームニュースサイト“1UP”のポッドキャストの中で、次のように語った。
「メディアがファンと同じようにゲームで盛り上がってくれるのは悪い気持ちはしないが、一時の興奮にのみこまれて購入者の信用を失う危険もある。ジャーナリストたちにはこう言いたい。“お前たちはお金をもらってんだろ? だったら、まずファンではなくジャーナリストとしてレビューをしてくれ”とね。広告代理店の戦略に踊らされ、グラフィックがすごいと騒ぎ立てるばかりでなく、批評眼をしっかり持ってほしい。今、あまりにも多くのゲームが、むやみやたらに高い評価点をもらいすぎている。それでは情報の受け手のためにはならない」
なるほど、Jaffe氏の言葉はしごくもっとも。だが、Jeremy Henderson記者はこの言葉に対し、逆に疑問を投げかけた――ゲームファンは本当に、レビューをしてはいけないのだろうかと。
例えば、映画やテレビ、クルマ、スポーツといったゲーム以外の分野を見てみよう。そういった専門分野でレポートやレビューをしているのは、たいてい、対象分野を愛し、詳しい知識を持っている人たちだ。スキューバの道具はスキューバダイバー、ステーキハウスは食通の人にレビューをしてもらうのが一番。ゲームの場合も、プレイヤーの嗜好を最もよく理解し、情熱を注ぐことのできるゲームファンこそが、レビュワーに最も向いているのではないか? と、Henderson記者は、様々な人物の言葉を引き合いに出して訴えている。
ゲームファンと一口に言っても、その中には、表層的な情報に浮かれて有頂天になり、判断の目が曇ってしまう人もいれば、逆に、冷徹な評価をきちんと下せる人もいるはず。私たちが本当に読みたいのは、後者のタイプのファンが情熱をこめて語るレビューなのではないだろうか?
(中島理彦)
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