 |
 |
プレイヤーの脳に直接聞け! ゲーム開発者向けに驚異のサービスが登場 |
2009.03.31 |
|
大勢のゲーマーに喜んでもらうには、どんなゲームを作ったらよいのか? これはいつもゲームクリエイターが直面している問題だが、先日、プレイヤーの脳波を測定してゲームの開発に役立てるというサービスが発表された。
このサービスは“NGame”といい、米NeuroFocus社が提供する。従来のゲーム開発では、人に試遊をしてもらってアンケートをとる/遊んでいる様子を観察する、といった手法が用いられていたが、NGameでは脳の反応を直接見ることにより、プレイヤーがどれだけゲームに熱中し、楽しんでいるのかを正確に知ることができるという。
具体的には、ゲームに関連する刺激をプレイヤーに与えながら、脳内の128カ所にわたる部位で毎秒2,000回の計測を行い、結果をさまざまな観点から分析する。ゲームデザイナーはこの分析を、キャラクタデザインやストーリー、武器デザイン、色彩設計、音響効果などに反映させて効果を高められるほか、ゲーム開発に要する期間とコストを大幅に削減できるという。
なおこれは、最近注目を浴びている“ニューロマーケティング”という分野から生まれた発想。消費者の脳の反応を調べることにより、本人も知らない心理や行動を解明し、マーケティングに活用しようというものだ。
今回発表されたNGameについて、提供元・NeuroFocus社のCEOであるA.K.Pradeep博士は、「脳は究極のゲームコントローラ。脳の反応を測定し、膨大なデータを解釈する我が社の専門技術を用いれば、ゲームデザイナー/開発者は、効果的な製品/メッセージを生み出すことができるようになります」と語っている。
脳波から果たしてどれだけのことがわかるのか、現段階では詳しいことは不明。だが、プレイヤーの眠れる欲求を知りたがっているゲーム開発者の注目を集めるのは間違いなさそうだ。
(中島理彦)
|