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懐かしのボクシングゲーム『パンチアウト!!』は“実話”だった!? |
2009.03.03 |
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| ※北米で5月にリリースされるパッケージデザイン |
'80年代にアーケードやファミコン向けにリリースされ、コミカルなボクサーの設定と歯ごたえのある内容でゲーマーを夢中にさせた『パンチアウト!!』。最近では、Wiiのバーチャルコンソール向けにリリースされたほか、アメリカではWii向けの新作が5月に発売されることになり、再び話題にのぼっているところだ(画像)。
そんななか、ユーモアニュースサイト“The Onion”は、ラスボスとして元ヘビー級チャンピオン、マイク・タイソン選手を起用した『マイクタイソン・パンチアウト!!』をネタに、ジョーク記事を掲載。この記事には、同作にハマったプレイヤーなら、思わずクスッとなるネタが散りばめられている。
記事によると、『マイクタイソン・パンチアウト!!』の試合はどうやら、すべて本当に起こったことらしい。そして、タイソンのデビュー当時から、リトルマック(ゲームの主人公)と戦って敗北した1987年までを振り返る、長編ドキュメンタリー映画が作られたのだという。
グレートタイガーのマジックパンチや、ピストン・ホンダのパンザイ・アタックをかわし、強敵ミスター・サンドマンを打ち倒したタイソン。当時、全試合でレフリーを務めたマリオは、「ヤツは最高だったなぁ。ほとんどの挑戦者はヤツの体に触れることさえできなくて、一度のパンチでノックアウト、第1ラウンドでTKOになったもんだ」と回想しているそうな。
あなたもきっと戦ったであろう、フォン・カイザー、ソーダ・ポピンスキー、ドン・フラメンコ、キング・ヒッポなどの談話もこの映画に入っている模様。だが、自らの肉体にほれぼれしていたスーパー・マッチョマンは、あまりにアンバランスな体型がたたって、今は車椅子での生活を強いられる毎日。タイソンの初戦相手だった最弱ボクサー、グラス・ジョーにいたっては、全身に食らったダメージが大きすぎてインタビューは不可能に。
そういえば、かつてゲームをプレイした人は、一部の対戦相手の攻撃にはパターンがあったのを覚えているかもしれない。映画を監督した“Kazuo Yoneyama”なる人物(『パンチアウト!!』のゲームデザイナーと同名)はこれを取り上げて、「タイソンは対戦相手のパターンや攻撃の予兆を見切っていた。相手が眉毛を上げたり、ターバンの宝石が光った直後に攻撃がくることを知っていた」とコメント。また、タイソン自身も、“リング上で片目をつぶったこと”が、最終的にチャンピオンの座をおろされる結果につながったと認めているのだそう(片目をつぶるのがフック攻撃の合図になっていたことに由来)。
そういうわけで、17歳の少年リトルマックは、対戦相手に比べて異常に小柄で、たった3種類のパンチしか出せなかったにもかかわらず、タイソンに見事勝利したのだった。ところが今では、ラスボスまでの試合を全部スキップした“パスワード使用疑惑”が浮上しているのだとか……。
以上はあくまでもジョークだが、ゲーマーの琴線に触れるエピソードが盛り込まれ、密度の濃いネタになっているのには感心させられる。
(中島理彦)
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