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中古ゲームの収益を難病治療に! ユニークなチャリティサイト開設 |
2009.03.03 |
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日本と比べて、“寄付”という行為が社会にしっかり根づいている感のあるアメリカ。ゲーム業界もその例外ではなく、先日、寄付者から集めた中古ゲームを販売し、その収益を難病に苦しむ子供たちのために活用する慈善団体“Donate Games”が設立された。
同団体の創設者・Jim Carol氏は、彼自身、珍しい白血病の一種にかかった息子をもつ父親。息子の治療のため、家族を連れて南カリフォルニアからワシントン州シアトル市に移住した同氏は、病院に入院している子供たちを見て、ビデオゲームが彼らの心の慰めになっていることを知った。
北米のゲーム業界では、“Child's Play”という慈善活動がすでに有名で、病院に入院中の子供たちのために、トイや本、ビデオゲームが提供されている。寄付者は、世界各国にある60の病院が用意した一覧の中から、商品を選んで購入・寄付することができるようになっている。
しかし、推奨年齢を定めたレーティングなどの問題があるため、ゲーマーが持っている中古ゲームをそのまま子供に寄付することはできない(※)。そこで、Carol氏は、中古ゲームの寄付受付とネット販売を一手に行い、その収益を慈善に活用することを思いついた。
Carol氏が設立したDonate Gamesでは、ゲーマーが遊ばなくなったゲームを寄付したときに、寄付をしたことを証明する領収書が発行される。一般にアメリカでは、お金を慈善団体に寄付すると、確定申告の際に課税控除の申告ができる領収書をもらえるようになっている。つまり、ゲーマーから見て、Donate Gamesではゲームをお金と同じ感覚で寄付できるわけだ。
寄付で集まったゲームは、同団体が近日開設するオンラインショップで販売され、その収益の大半が、希少疾患(患者数が少ないために治療法が開発されていない難病)にかかっている子供の治療と、社会の意識向上に向けた活動に使用される。
同団体によれば、スタッフは全員ボランティアを起用して運営費を極力抑えているので、収益の大半は本来の慈善に用いられるとのこと。こうした活動が実を結び、1人でも多くの子供たちが難病から救われることを祈りたい。
※ Child's Playの場合、オークションサイト“eBay”で中古ゲームを売って得た金額を寄付する道も用意されている。
(中島理彦)
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