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電気メータ+MMORPG=環境意識が向上! 米スタンフォード大教授の提言 |
2009.02.24 |
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アメリカでも日に日に高まりつつある環境意識。同国のある大学教授は、『World of Warcraft』などに代表されるMMORPGを、電気の使用量を知らせる“スマートメータ”と組み合わせることで、エネルギーの節約を推進できるのではないかと語っている。
スマートメータは、データ通信など、高度な機能を備えた電子式の電力メータで、おもに欧米で普及。家庭内における電気の利用状況をモニタして電力会社に知らせることが可能で、先日、オバマ大統領が署名した米景気刺激策でも、同国の4,000万世帯の住宅に導入する要項が盛り込まれている。
そこで、米スタンフォード大学のByron Reeves教授は、このスマートメータをゲームに応用する奇抜なアイデアを、ラジオ番組「Living on Earth」の中で披露。スマートメータが記録したデータをMMORPGのサーバに送ることで、電気の利用状況をゲームの世界にもフィードバックできると語った。
「ゲームにログイン中、自宅で使用していない寝室の明かりを消したとしましょう。スマートメータはすぐにその行動を感知し、情報をネットワークを介してサーバに送ります。その結果、ゲーム世界で緑が増えるといった変化を起こすことができる。電気を節約したおかげで、チームの運営が円滑になったり、場合によっては、コインや経験値を獲得できるようになる。現実の行動の結果がゲームの中で返ってくるのです」と、教授は述べている。
もちろん、今でも、電気料金を節約するために家の電気をこまめに消している人はいるが、教授は、家計の事情だけでは大勢の人を動かすことはできないという考え。ユーザーにゲームを楽しんでもらいながら、目に見える結果を即座に、ダイレクトに反映させることで、環境意識をより効果的に高められるという。
以上は、実務と娯楽をかねた面白いアイデアといえそう。同ラジオ番組が指摘しているように、これからは家中の電気を消して、真っ暗闇の中でゲームにいそしむプレイヤーの姿が見られるようになるかもしれない。
(中島理彦)
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