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ステレオタイプな描写にNO!“黒人キャラ”のあり方を考えるブログ |
2009.02.12 |
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メディアにおける人種の描写には、いつも細心の配慮が求められるもの。だが、ビデオゲームは若いメディアということもあって、まだまだ改善を求める声が多いようだ。
今回紹介するゲームレビューサイト“Prime +(Plus)”も、そんな声を発するブログ。運営者の1人、Darion White氏は、自身も黒人のゲーマーとして、「これまでのビデオゲームには、現実感をともなう黒人キャラがあまり登場していない」と苦言を呈している。
White氏が、まず批判の矛先を向けたのは日本のゲーム。かつて『ファイナルファンタジーVII』のバレットや『デッドオアアライブ』のザックで見られたように、有名人からヒントを得た“いかにも”な外見、話しぶりやギミックなどによるアニメ的な設定は、黒人ゲーマーの共感を得られないとしている。
その一方、黒人のゾンビが大勢登場することで物議をかもした『バイオハザード5』は、意外にも高評価。主人公のサポートキャラであるシェバ(写真)の魅力が大きく「できればシングルプレイでも主人公キャラとして操作できるようにしてほしい」と希望を述べている。
西洋のゲームも問題がないわけではなく、ゲーム開発者に白人男性が多いためか、主人公にも白人偏重主義が目立つとのこと。『GTA: San Andreas』の主人公Carl "CJ" Johnsonのように、リアルで感情移入できる黒人キャラもいないわけではないが、CJの場合、黒人にギャングのイメージがつきまとうリスクは否定できない。
一般に、ゲームに登場する黒人キャラは、ステレオタイプ、または現実にありえない描写が多く、感情移入しにくい。映画「アイ・アム・レジェンド」で俳優ウィル・スミスが演じた主人公のような好例にゲームもならい、開発者は無知に基づくキャラではなく、魅力的なキャラをつくるために芸術的な労力を注ぐべきだとWhite氏は訴えている。ちなみに、この記事は4回連載の第1回にあたり、今後も毎週更新を重ねていくということだ。
(中島理彦)
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