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やっぱり人間相手のほうが燃える!? マルチプレイで脳が活発に |
2009.02.10 |
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一般に、ゲームはシングルプレイよりもマルチプレイのほうが楽しいという人は多いようだが、その理由は科学的に究明できるかもしれない。ドイツで行われた研究で、人間を相手にプレイしている(と思い込んでいる)ときのほうが、そうでないときに比べて脳活動が活発になることが判明した。
科学ニュースサイト“Science Daily”の報道によると、この研究を行ったのは、Marburg大学のKrach博士とKircher博士。両博士は、簡単なゲームを用い、人間の脳において、他人の思考や感情、意志を理解する能力を司る“内側前頭前皮質”を対象に観察を行った。
ゲームの内容は、プレイヤーが選んだ選択肢に応じて報酬を得るというもの。競争相手と協力しあえば分け前を得られ、一方的に裏切れば全額を独り占めにできるが、両者とも裏切りを選んだ場合、報酬はゼロとなる。
この実験において、被験者は「競争相手は人間またはコンピュータ」と説明されていたが、被験者が相手と示し合わせて戦略を講じる可能性を回避するため、“人間相手”のときも、実際には無作為に行動を決めるプログラムが用いられていた。
そして実験の結果、被験者が“相手は人間”と思い込んでいるときのほうが、そうでないときに比べて、脳活動はわずかに活発になっていたという。このことから、もっと複雑なビデオゲームの場合でも、プレイヤーの脳活動はマルチプレイのほうが活発になっていると推察できそうだ。
なお、面白いことに、“人間相手”で脳が活発になる度合いは、女性よりも男性のほうが強かったとのこと。Krach博士によれば、被験者たちは男女とも“競争相手は男性”と思い込んでいたそうなので、このことが結果に影響したのかもしれない。もう少し研究を深める必要がありそうだ。
(中島理彦) |