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世界市場でビデオゲームの売上がDVD/ブルーレイを超える |
2009.01.27 |
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景気後退の波によく耐えていると言われるゲーム業界。米国のビデオ業界ニュースサイト“Video Business”は、世界市場におけるビデオゲームの小売売上高が、昨年初めて、DVD/ブルーレイの売上を超えたと報じた。
この報道によると、昨年はビデオゲームの売上が20%増加し、世界市場で320億ドルにまで達したのに対し、DVDとブルーレイを合わせた売上は6%減少して290億ドル。ゲームは大躍進を見せたが、これでも、景気後退の影響により当初の予測ほどは伸びていない。なお、売上増加に大きく貢献したのはWiiだったという。
今年に関しては、ゲーム売上は12%増加して360億ドルになる一方、ホームビデオ市場は4%減少して270億ドルに(ただし、ブルーレイだけでみると倍以上伸びて29億ドルに伸びると見積もられている)。まさに、ゲームがホームエンターテインメントの中核を担っていることを示すデータだ。
また、これとほぼ時を同じくして、起業家・投資家のSteve Harmon氏は、「ビデオゲームは映画やDVD、音楽に比べて費用対効果が高いエンターテインメント」と評価している。
ゲームの定価は、一般に、DVDや劇場映画などと比べて高いことはみなさんもご存じのとおり。だが、1回あたりのプレイ(鑑賞)の費用を計算すると、音楽、ケーブルテレビ、DVD、オンデマンド映画、劇場映画と比較して、かなり安い部類に入るのだという。以下は、Harmon氏の試算だ。
| 【エンターテインメントの費用対効果】 |
| メディア |
値段 |
プレイ(鑑賞)
回数 |
1回プレイ
値段 |
| 音楽(※1) |
$0.99 |
100 |
$0.01 |
| ビデオゲーム(※2) |
$49.95 |
250 |
$0.20 |
| ケーブルテレビ(※3) |
$75.00 |
60 |
$1.25 |
| DVD |
$19.95 |
5 |
$3.99 |
| オンデマンド映画 |
$3.99 |
1 |
$3.99 |
| 劇場映画(※4) |
$40.00 |
1 |
$40.00 |
※1 デジタル配信の場合
※2 2年間に同じソフトを250回プレイするとして
※3 月額料金75ドルで1日に2回視聴するとして
※4 2人分の鑑賞ならびにスナック代を含むとして
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もちろん、Harmon氏も言うとおり、この試算はおおざっぱで、“ゲームのプレイ回数が多すぎでは?”と突っ込み所も多いのだが、ゲームが他のメディアと比べてお買い得なエンターテインメントだという主張は理解できる。ゲーム市場の好調は、このあたりも要因となっているのかもしれない。
(中島理彦)
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