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自作ゲームに冷たい任天堂に抗議! 100日間の引きこもり生活を中継 |
2008.12.25 |
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欧米ゲーム事情では以前に、たった1人でニンテンドーDS向けに大作アドベンチャーを開発している人物を紹介した。ネットで大いに注目されたこの若者は、Nintendo of America(以下、NoA)がソフトに正式な認可を与えてくれないことから、現在、開発部屋に引きこもって抗議活動を実施中。その模様がネットでライブ中継されている。
米ミシガン州に住む25歳のRobert Pelloni氏は、5年の歳月をかけて『bob's game』というゲームを独力で開発。2008年の夏に自作をネットで紹介するやいなや、大反響となった。本作は見下ろし視点型のアドベンチャーで、ゲームの基本コンセプト、グラフィック、音楽、プログラムなどは、すべて自力で手がけたもの。必要な技術は作りながら学んでいったという力作だ。
本作を正式なパッケージソフトとしてリリースしたいと考えたPelloni氏は、同年2月からNoAに話を持ちかけることに。ゲーム開発者が集うサンフランシスコ市のカンファレンスに出かけていって、同社と直接会合を持つまでにいたったが、相手の反応はつれないものだった。ソフト開発キットを入手したいと申請書を提出しても、普通なら6〜8週間で回答がくるのに、17週間たっても音沙汰がない。「必要条件はちゃんと満たしてるのに!」と憤慨した同氏は、抗議の意志を示すため、100日間、一室にこもることにしたのだった。
部屋に鍵をかけ、扉をバリケードでふさぎ、一歩も外に出ずに寝泊まりする毎日。食事は週に一度、友人が運んできてくれる。ネット、テレビ、ゲームは自制し(自作ゲームを除く)、携帯端末だけが外界との連絡手段。NoAのトップからメールが入ってくるのを待ちわびているが、この分だと、年越しするのは間違いなさそうだ。
上記リンクのライブ映像は、うす暗い部屋を延々と映しているだけのように見えるが、よく目をこらすと、PCモニタの上に設置された電光掲示板に「14日目 メリークリスマス」(本記事の執筆時点)といったメーセージが表示され、現在の状況がわかるようになっている。本人によると、この電光掲示板にはときおり秘密のメッセージも流しているのだとか。
何とも思い切った作戦をとったPelloni氏だが、一般ゲーマーたちの反応はさすがにやや引き気味。熱烈な応援は少なく、「ちょっとやり過ぎじゃない?」「まあがんばりなよ」といった冷めたコメントがほとんどのようだ。しかし、単独でこつこつとゲームを作り上げるバイタリティといい、こういった抗議運動を起こす行動力といい、なかなか見上げたものではないだろうか。
(中島理彦)
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