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欧米ゲーム事情  

ホラーゲームを学術的に語れ!カナダでカンファレンスが来年開催

2008.11.11
カンファレンス公式サイト(英語/フランス語)

 ゲームをアカデミックな視点でとらえる催し物は今日決して珍しくはないが、“ホラー”に特化したものとなると、どうだろう。カナダでは、ホラーゲームのカンファレンスが来年実施されることが発表された。

 “Thinking After Dark: Welcome to the World of Horror Video Games”と名付けられたこのカンファレンスは、2009年4月23日(木)から25日(土)にかけて、ケベック州モントリオール市にて開催予定。モントリオール大学の研究団体“Ludicine'”“GRAFICS”と、ケベック大学の“NT2 Laboratory on Hypermedia Art and Literature”が共同で主催する。

 公式サイトに記された概要によると、「ホラーゲームは、1992年にリリースされた『Alone in the Dark』を発端として、『バイオハザード』『サイレントヒル』『零〜zero〜』などのサバイバルホラーを中心に著しく成長してきました。多様な文化遺産と技術発展が交差し、空間ナビゲーションやサバイバルなど、大多数のゲームに共通する要素をもつジャンルでもあるため、研究を深めていく必要があります」とのこと。
 現在は研究者からの提案や論文を募集しているところで、具体的な内容は未定となっているが、おおまかに以下の内容を想定しているようだ。

・歴史的アプローチ
  ホラーゲームの起源と歴史
  技術発展がホラーゲームに与えた影響

・理論的アプローチ
  恐怖のシミュレーション
  ホラーゲームの作劇法とテーマ
  タイトル/シリーズごとの解釈

・クロスメディア的アプローチ
  ゲーム、映画、文学などの複数メディアを横断

・社会文化的アプローチ
  日米のホラーゲーム比較
  社会文化的意義
  表現規制

・分析的アプローチ
  美術(照明、音響、編集、1人称/3人称視点)

 基調講演には多くの学識者が参加し、ホラーゲームを大真面目に討論・分析する催しとなる模様。ゲーム産業に本格的に力を注ぎ、学術的な土壌が整っているカナダ・ケベック州だからこそ、こういうユニークな企画も成立しやすいのかもしれない。

(中島理彦)

画像は『バイオハザード5』より
(C)Capcom Entertainment. All Rights Reserved.
※画面写真は開発中のものです。

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