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ゲームの急成長は経済危機のおかげ? 大恐慌時代の映画と同じ現象か |
2008.09.30 |
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大手金融機関の破たんで大揺れに揺れているアメリカ。経済不安は拡大するばかりだが、なぜかゲーム業界は活気づいている。この状況について米ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)は、「かつての大恐慌時代、映画がアメリカ人の心の支えになったのと同じ現象が起きているのではないか」と分析している。
1930年代の大恐慌時代、株価の暴落と失業者の増大で人々の心は沈みきっていたが、そんななか、安く鑑賞できる映画は現実逃避にもってこいだった。名子役として鳴らしたシャーリー・テンプルも、貧困にあえぐ人々の心の灯火となっていたのだった。
それから80年後。「百年に一度の危機」と言われる市場混乱のなかで、ゲームの売上は昨年から43%の伸びを示している。とくに、4月に発売された『GTA IV』は発売後1週間で販売本数600万本、5億ドルを超える売上を、8月に発売されたアメフトゲーム『Madden NFL 09』も、230万本の売上を見せている。ゲームはかつての映画と同じように、現実逃避の手段として支持を集めているのではないかというわけだ。
一方、映画のチケット売上はここ10年あまり変わっていないが、これは長時間楽しめるゲームと違い、映画は2時間ほどで終わってしまうからではないかという。
上の報道を受け、人気ブログ“Kotaku”は「不景気の現実を忘れさせてくれるゲームプラットフォームは?」という簡単なアンケートを実施。現時点で回答者は4800人近くにのぼり、PS3/Wii/アーケードなどを抑えて、Xbox 360が堂々の1位を飾っている。これは、ゲーム世界に埋没できるコア層向けタイトルの充実と、先日の値下げが決め手になっているようだ。
(中島理彦)
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