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守って当然、でも現実は……? 「PCゲーマーの権利10カ条」 |
2008.09.02 |
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海賊コピー問題が深刻化しているPCゲーム市場では、一部のメーカーが面倒なコピー防止策を施行するようになり、ゲーマーの不満が高まっているところ。そんななか、『Galactic Civilizations II』『Sins of a Solar Empire』などのストラテジーゲームをPC向けに開発している米Stardock社は、「ゲーマーの権利10カ条」を発表した。
これは、ソフトメーカーにカスタマーサービスの向上を求め、ゲームの品質に対する信頼を高めて、ソフトの売り上げ上昇をはかることを目的としたもので、内容は以下の通りとなっている。
| 【ゲーマーの権利10カ条】 |
1)ゲーマーは、購入したゲームが自分のPCで動作しない場合、それを返品し、全額払い戻しをしてもらう権利を持つ
2)ゲーマーは、ゲームがきちんと完成した状態でリリースされるよう求める権利を持つ
3)ゲーマーは、ゲームのリリース後も、有意義なアップデートが行われることを期待する権利を持つ
4)ゲーマーは、ゲームをプレイするにあたり、ダウンロードマネージャやアップデータの起動やロードを強要されないよう求める権利を持つ
5)ゲームの最低動作環境は、その環境で十分に動作することを意味すべきである
6)ゲーマーの同意なしに、害をもたらす可能性のあるドライバやソフトウェアを勝手にインストールすべきではない
7)ゲーマーが所有しているゲームの最新バージョンは、いつでも再ダウンロードできるようにすべきである
8)ゲーマーは、ソフトメーカーやパブリッシャから犯罪者扱いされない権利を持つ
9)シングルプレイのゲームをプレイするときに、いちいちインターネットへの接続を強要すべきではない
10)ハードディスクにインストール済みのゲームは、CDやDVDをドライブに入れなくても起動するようにすべきである
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いずれも、利用者の便宜を考えれば、本来は守られて当たり前のことなのだが、大半はそうなっていないのが現状。Stardock社のBrad Wardell社長は、「家庭用ゲーム機の市場では事実上、こうした水準がすでに設定されていますが、PCゲーム市場では、未完成のゲームをリリースする、サポート体制は不十分、うっとうしいコピー防止策を強要する、という状況がまかり通っています」と述べて、PCゲームにも常識的な業界水準を設定する必要があると訴えている。
面倒なコピー防止策が、海賊コピーに対するハード路線だとすれば、こちらはソフト路線といえるかもしれない。だが、上記の項目が守られるようになれば、海賊コピーはたしかに正当な根拠を失うだろう。。
(中島理彦)
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